岩美南小昆虫調査結果
調査時期:平成20年6月26,27日
調査場所:岩美南小学校
調査機関:九州環境総合研究所
出現頻度
●普 通:目につきやすい大型種(体長5ミリ以上),または目につきにくい小型種(体長5ミリ以下)で個体数が多い。
○少ない:目につきやすい大型種(体長5ミリ以上),または目につきにくい小型種(体長5ミリ以下)で個体数が少ない。
・まれ:体長に関係なく,個体数が非常に少ない。
出現
頻度
ビオトープ内 備      考
  校庭
トンボ イトトンボ 1 クロイトトンボ   平地や丘陵地の抽水(ちゅうすい)・浮葉植物が茂った池沼にすむ。幼虫は水中の植物などにつかまって生活し,小型の水生昆虫を食べる。
    2 アオモンイトトンボ   平地の池沼に普通にみられる。幼虫は水中の植物などにつかまって生活し,小型の水生昆虫を食べる。
  モノサシトンボ 3 モノサシトンボ   平地や丘陵地の抽水(ちゅうすい)植物が茂った池沼に発生し,うす暗い所を好む。幼虫は水中の植物などにつかまって生活し,小型の水生昆虫を食べる。
  ヤンマ 4 アオヤンマ   平地や丘陵地の古池やヨシ,マコモなどが茂った湿地にすむ。ヨシ,マコモの葉やヨシの茎に産卵する。
    5 サラサヤンマ   低地や低山地のハンノキ,ヤナギ類がまばらに生える湿地,林にすむ。幼虫は,湿地の水たまりの落ち葉の下で生活する。
  トンボ 6 ショウジョウトンボ   平地の池沼に普通にみられる。オスは真っ赤な体で,棒杭の先などにとまる。幼虫は,砂泥底や水底の沈積物の中にもぐって生活する。
    7 オオシオカラトンボ   林の縁の水辺にいる。幼虫は陰のある浅所にすむ。幼虫は,砂泥底や水底の沈積物にもぐって生活する。
    8 ウスバキトンボ   毎年,初夏に本土へ飛来し繁殖するが冬越しできない。多数の個体が広場などの上空で群飛してえさを食べる。幼虫は砂泥底や水底の沈積物にもぐって生活する。
    9 コシアキトンボ   周辺が樹林に囲まれた池沼にいる。水面の浮遊物に産卵する。オスは池の上や近くをゆっくり飛びつづける。幼虫は砂泥底や水底の沈積物にもぐって生活する。
ゴキブリ チャバネゴキブリ 10 モリチャバネゴキブリ   林の落ち葉の間にすみ,よく飛ぶ。家屋内には入らない。
カマキリ カマキリ 11 カマキリの一種   カマキリの仲間は,草地や林の中などで生活し,主に昆虫を食べる。メスは大きな卵のうを産む。
    12 コカマキリ   草地や低木,地表近くでみられる。体は普通かっ色で,前脚の内側に黒い紋がある。卵を包んでいるサヤは硬い。
    13 オオカマキリ   日本最大のカマキリで,林の中や草地などに多くみられる。卵を包んでいるサヤは,発砲スチロールのように柔らかい。
バッタ コオロギ 14 マダラスズ 丈の低い草地にすむ。昼間に低い音でジーージーーとなく。
    15 エンマコオロギ 畑や草地にすみ,草の根ぎわにいる。コロコロリーとなく。
  キリギリス 16 ツユムシ やぶや明るい草地にすみ,いろいろな植物を食べる。ピチピチとなく。
    17 キリギリス 平地から低山地の草地にすみ,ギーチョン・ギーチョンとなく。卵は土中に産みつける。
    18 ササキリの一種   ササキリの仲間は,草原や林の下草にすみ雑食性。種によってはイネに害を与える。
  バッタ 19 ショウリョウバッタ   草地にすみ,オスはメスより小さく,人が近づくと飛んで逃げる。飛ぶときキチキチと音をだす。
    20 クルマバッタ   草地にすみ,イネ科植物を食べる。
    21 トノサマバッタ   河原などの草地にすみ,飛ぶ力が強い。イネ科やカヤツリグサ科などの植物を食べる。卵は土の中にかためて産む。
    22 ツチイナゴ   草地にすみ,クズなどの葉を食べる。成虫で冬越しする。
  ヒシバッタ 23 ヒシバッタ 湿り気のある草地の土の上などにすむ。体色や模様に変異がある。
ハサミムシ ハサミムシ 24 ヒゲジロハサミムシ   ごみための下などにすみ,昼間は石の下などでみつかる。
カメムシ コガシラアワフキ 25 コガシラアワフキ   山地のヨモギ類などで普通にみられる。
  アワフキムシ 26 シロオビアワフキ   ヤナギ,マサキ,クワなどの汁を吸う。幼虫は,ツバのような泡をつくってその中にひそむ。
    27 ハマベアワフキ   チガヤが生えている草地などに多く,イネ科植物の汁を吸う。幼虫は,ツバのような泡をつくってその中にひそむ。
  オオヨコバイ 28 マエジロオオヨコバイ   草地にすみ,イネ科植物の汁を吸う。
  アメンボ 29 アメンボ   池や川に普通にいる。
    30 ヒメアメンボ   池沼,水田,小川などにすむ。成虫で冬越しする。
カメムシ マツモムシ 31 マツモムシ   池沼にすみ,水面に腹を向けて泳ぐ。小魚やオタマジャクシを食べる。素手でつかむと口吻で刺されることがあり痛い。
  カスミカメムシ 32 アカスジカスミカメ 草地にすみ,イネ,エノコログサ,スズメノヒエなどのイネ科植物の汁を吸う。
  グンバイムシ 33 アワダチソウグンバイ セイタカアワダチソウ,キク,ヒマワリなどのキク科植物,サツマイモなどにつく。たくさんつくと葉が黄色くなる。中南米原産。
  ナガカメムシ 34 ヒメナガカメムシ ヨモギ,ヒメジョオンなどの生えた草地に多い。イネ科やキク科植物の花の汁を吸う。
    35 ヒゲナガカメムシ イネ科植物の多い草地にすむ。
    36 ブチヒゲヒメナガカメムシ  
  ホシカメムシ 37 クロホシカメムシ   山間部の地表で生活し,乾燥した雑草や石の間を活発に歩く。ときに群れる。(=フタモンホシカメムシ)
  ヘリカメムシ 38 ホソハリカメムシ 草地にすみ,スズメノテッポウ,イヌビエ,イネなどの汁を吸う。
    39 ハラビロヘリカメムシ クズ,フジなどのマメ科植物の汁を吸う。
  ヒメヘリカメムシ 40 アカヒメヘリカメムシ   イネ科,タデ科,キク科などの植物の汁を吸う。
    41 ブチヒゲヘリカメムシ イネ科,キク科,タデ科の植物につく。イネの害虫になることもある。
  キンカメムシ 42 チャイロカメムシ   平地や低山地の草地にすみ,ススキ,チカラシバ,イネなどの汁を吸う。近ごろは数が少ない。
  エビイロカメムシ 43 エビイロカメムシ   平地や低山地のススキの草地にすみ,イネなどの汁も吸う。
コウチュウ オサムシ 44 アトボシアオゴミムシ   地表にすんで,小昆虫などを捕らえて食べる。
  ハネカクシ 45 アオバアリガタハネカクシ   水田のあぜなどの湿った所にすむ。さわると皮膚に有毒な汁を出す。
  コガネムシ 46 ヒメアシナガコガネ   草地や雑木林にすむ。成虫は花粉を,幼虫は植物の根などを食べる。
    47 ドウガネブイブイ   広葉樹の葉を食べる。幼虫は腐植質に富んだ土中にすむ。
    48 セマダラコガネ   広葉樹の樹上や草上にみられ,広葉樹の葉を食べる。さやばねの紋には変異がある。
    49 コガネムシ   河川敷などのひらけた場所に多く,山地にもすむ。成虫は,ギシギシ,イタドリなどのほか広葉樹の葉を食べる。幼虫は土中にすみ,植物の根を食べる。
    50 マメコガネ いろいろな植物の葉を食べる。
    51 ヒメトラハナムグリ   平地から山地にすみ,クリ,ウツギ,リョウブなどの花にあつまって花粉を食べる。幼虫は,くち木を食べる。
    52 コアオハナムグリ   花によくくる。幼虫は,くち木や腐植土を食べる。
  ホタル 53 オバボタル 幼虫は,くち木や石の下などにすみ,成虫は山地の花にくる。成虫は光らない。
  ジョウカイボン 54 ニセキベリコバネジョウカイ   雑木林の中にすむ。
  テントウムシ 55 ナミテントウ   幼虫,成虫ともにアブラムシ類を食べる。
    56 ヒメカメノコテントウ   幼虫,成虫ともにアブラムシ類を食べる。
  ハナノミ 57 ハナノミの一種   ハナノミの仲間は,花にあつまる。
  カミキリモドキ 58 キイロカミキリモドキ   山地の林縁でみられ,花や灯火にあつまる。体液には有毒物質が含まれ,皮ふにつくと炎症をおこす。
  クチキムシ 59 オオクチキムシ   成虫は,雑木林のくち木の中にいる。
  カミキリムシ 60 ベニカミキリ   花によくあつまる。幼虫は枯れた竹の材を食べる。
コウチュウ カミキリムシ 61 イタヤカミキリ   幼虫は,カエデ類,ヤナギ類などいろいろな広葉樹の生木の材を食べる。
  ハムシ 62 ヤマイモハムシ   ヤマノイモの葉を食べる。
    63 アオバネサルハムシ   ヨモギの葉を食べる。
    64 ヨモギハムシ   ヨモギ,キクなどの葉を食べる。
    65 クロウリハムシ   ウリ類の葉を食べる。成虫で冬越しする。
  ゾウムシ 66 オジロアシナガゾウムシ クズの茎に産卵する。クズの茎が育って太くなると,その部分が虫こぶになる。
ハチ ハバチ 67 ハバチの一種   ハバチの仲間は,いろいろな植物の葉を食べる。幼虫の形は青虫に似ているが,腹にある足の数は7対以上あるので,5対以下のチョウ,ガの仲間と識別できる。
    68 カブラハバチ   幼虫は,カブ,ハクサイ,ダイコンなどアブラナ科の葉を食べる。幼虫の形は青虫に似ているが色は黒い。
  コマユバチ 69 サムライコマユバチの一種   サムライコマユバチの仲間は,いろいろなガやチョウなどの幼虫に寄生し,成長すると皮膚を破って,その上で小さな白いマユをつくってサナギになる。
  ヒメバチ 70 キアシオナガトガリヒメバチ   オオフタオビドロバチ,フタスジスズバチに寄生する。
    71 ヒメバチの一種   ヒメバチの仲間は,チョウ,ガの幼虫に寄生する種類が多いが,コウチュウ,ハチ,ハエ,クモに寄生する種類もある。
  ツチバチ 72 ハラナガツチバチ   コガネムシ類の幼虫に寄生する。
  アリ 73 アリの一種   アリの仲間は,巣をつくって社会生活をし,女王,オス,はたらきアリの階級がある。
    74 オオハリアリ   林縁のくち木の中や,住宅地周辺の土中,石の下に巣をつくる。
    75 アミメアリ 女王はなく,はたらきアリが産卵してふえる。一時的なものを除き,巣をつくらず行軍生活を送る。
    76 クロオオアリ   日本中にみられ,かわいた赤土に巣をつくる。
    77 クロヤマアリ   日あたりのよい,かわいた所に巣をつくる。
    78 トビイロケアリ アブラムシによくあつまる。
  ベッコウバチ 79 オオモンクロベッコウ   メスはクモを捕らえて麻酔し,土中の穴に運び込んで卵を産みつける。単独で巣をつくる。(=オオモンクロクモバチ)
  ドロバチ 80 チビドロバチ   ハモグリガ類の幼虫を狩る。
  スズメバチ 81 ホソアシナガバチ   山地にすみ,うす暗い所の葉のうらなどに巣をつくる。
    82 フタモンアシナガバチ   平地に多くみられ,人家の軒下や木の枝に横向きに巣をつくる。社会生活をする。
    83 セグロアシナガバチ   日本最大のアシナガバチで,平地から山地に普通にみられる。横に広がった大きな巣をつくる。社会生活をする。
    84 ヤマトアシナガバチ   丘陵地の林の木の枝の低い所に巣をつくる。社会生活をする。
    85 キボシアシナガバチ   山地にすみ,小さな枝や大きな葉のうらに巣をつくることが多い。社会生活をする。
    86 オオスズメバチ   土中のネズミやモグラの穴,樹洞,人家の壁の間などに巨大な巣をつくり,社会生活をする。樹液にもあつまる。刺されると大変危険である。
    87 キイロスズメバチ   軒下などに巨大なトックリを逆さにしたような球型の巣をつくる。社会生活をする。攻撃性が強く大変危険なハチである。
    88 トックリバチ   単独で,泥でトックリ状の巣をつくり,ガの幼虫を狩って中に入れ,1個産卵する。
  コハナバチ 89 アカガネコハナバチ 土中に穴をほって巣をつくり,花粉などを貯めて幼虫のえさにする。
  ヒメハナバチ 90 ヒメハナバチの一種   ヒメハナバチの仲間は,土中に巣をつくる。アブラナ,アセビなどの花にあつまる。
ハチ ミツバチ 91 トラマルハナバチ   巣は落ち葉の下などの地上につくる。
    92 コマルハナバチ   女王蜂は成虫で冬越しし,土中や地表にあるネズミなどの小動物の廃巣に巣をつくる。社会生活をする。
    93 ニホンミツバチ   山地にすみ,花粉と蜜を食べる。社会生活をする。
    94 セイヨウミツバチ ハチミツをとるために海外から持ち込まれ,飼育されている。
ハエ ガガンボ 95 ミスジガガンボ   林の道ばたの草の上にいる。
  ミズアブ 96 コウカアブ   トイレやごみためにみられる。オスの成虫は,ごみための上などを飛びまわる。幼虫は腐ったゴミの中にすむ。
    97 コガタノミズアブ   幼虫は水中にすむ。
  ナガレアブ 98 サツマモンナガレアブ   幼虫は渓流にすむ。
  ムシヒキアブ 99 オオイシアブ   林や石,葉などの上に静止し,近づくいろいろな昆虫を捕らえる。
    100 アオメアブ   日あたりのよい草地を好む。コガネムシ,トンボさえも捕らえて体液を吸う。
    101 マガリケムシヒキ   平地,低山地の林内にみられ,ガガンボ,ハナアブなどを捕らえて体液を吸う。
  アシナガバエ 102 アシナガバエの一種   アシナガバエの仲間は,湿気のある所に多く,成虫は流れの石の上,湿地の上や草地にみられる。海辺でみられる種類もある。
    103 マダラアシナガバエ 林の下草の上で生活し,小昆虫を捕らえて体液を吸う。
  ハナアブ 104 ホソヒラタアブ   花にあつまり,花粉を食べて蜜も吸う。幼虫はアブラムシを食べる。
    105 ヒメヒラタアブ   花にあつまり,花粉を食べて蜜も吸う。幼虫はアブラムシを食べる。
    106 シマアシブトハナアブ   花にあつまる。幼虫は水中にすみ,腐った植物を食べる。
  ミバエ 107 チャイロハススジハマダラミバエ  
    108 ノゲシケブカミバエ   幼虫は,ノゲシなどのキク科植物の花の中で育つ。(=ノゲシミバエ)
    109 ヒラヤマアミメケブカミバエ   幼虫は,ヨモギの茎の先に虫こぶをつくって,その中を食べる。
  ヒロクチバチ 110 ムネアカマダラバエ   はねをゆっくり振るようにまわして,葉の上などを歩きまわる。
  シマバエ 111 ヒラヤマシマバエ   成虫は,冷涼な山間部に多く,幼虫は腐った植物質を食べる。
  クロツヤバエ 112 クロツヤバエの一種   クロツヤバエの仲間の幼虫は,ミバエのように果実を食べたり,腐った植物質を食べる。
  ショウジョウバエ 113 ショウジョウバエの一種   ショウジョウバエの仲間は発酵した果実などを好む。ほかにキノコ類にあつまって,幼虫がこれを食べるものもある。
  イエバエ 114 アシマダラハナレメイエバエ ハナレメイエバエの仲間の幼虫は,イネ科などの茎にもぐって,これを食べる。成虫は,しばしば小昆虫を捕らえて体液を吸う。
    115 クキイエバエの一種
  クロバエ 116 キンバエ   平地や山地の林内でみられ,幼虫は動物の死体,けものの糞で生活する。
    117 ツマグロキンバエ 花にあつまる。幼虫のえさはわかっていないが,汚物にはこない。
  ニクバエ 118 ニクバエの一種   ニクバエの仲間は,腐りかけた肉類に,卵からかえったばかりの幼虫(ウジ)を産む。
  ヤドリバエ 119 ヤドリバエの一種   ヤドリバエの仲間の成虫は,花の上などで普通にみられ,チョウ,ガ,コウチュウなどの幼虫に寄生する。
    120 ブランコヤドリバエ   成虫は市街地の植え成虫は市街地の植え込みの中にもみられ,もっとも普通のヤドリバエの一種。卵は,ヨトウガ,アメリカシロヒトリ,モンシロチョウなどの幼虫に産みつける。
ハエ ヤドリバエ 121 カイコノウジバエ   寄生する昆虫の食草に卵を産みつけ,寄生昆虫がその卵を食草とともに飲み込むと,消化管の中でふ化して体を食べる。
    122 クチナガルリハリバエ   一般に,ガやチョウの幼虫に寄生して,これらを殺す。
    123 クチナガハリバエ   成虫は花によくあつまる。卵胎生(らんたいせい)で,ウジは地面やくち木の中に入り込み,コガネムシなどの幼虫に寄生する。
チョウ ミノガ 124 クロツヤミノガ   幼虫は,ブナ科,ニレ科,バラ科植物のほか,多くの樹木や蘚類(せんるい)の葉も食べる。メスは一生ミノのなかにいてミノの中に産卵する。
    125 チャミノガ   幼虫は,チャのほか,多くの樹木や草を食べてミノをつくる。ミノの外側には,小枝を数本たてにくくりつける。メスは一生ミノのなかにいてミノの中に産卵する。
    126   キタクロミノガ   イネ科植物の茎や葉を上部にだけ付着させた特異な形のミノをつくる。多食性と考えられている。
    127 ニトベミノガ   幼虫はクヌギの葉のほか,他の樹にもつく。東北地方ではリンゴの害虫になっている。メスはウジ状。幼虫は,ミノに幼虫の脱皮がらの頭をつける。
    128 シバミノガ   幼虫は,シバのほかイネ科植物の葉を食べてミノをつくる。幼虫で冬越しする。夏に羽化する。メスは一生ミノのなかにいてミノの中に産卵する。
    129 ヒメミノガの一種   ヒメミノガの仲間の幼虫は,地面や低い草地にいて,枯れ葉などを食べる。メスの羽根は退化している。
  スカシバガ 130 スカシバガの一種  
    131 ヒメアトスカシバ   幼虫は,ヘクソカズラ,ノイバラの茎にもぐって虫こぶをつくる。
  マダラガ 132 キスジホソマダラ   昼間飛ぶ。
  メイガ 133 メイガの一種 メイガの仲間は,小型の種類が多いが,中型のものも少なくない。昼間に飛ぶ種類もいるが,大部分は夜行性である。
    134 ウスムラサキスジノメイガ  
    135 モンキクロノメイガ   幼虫は,ブドウ,エビヅル,ヤブガラシなどの葉を食べる。
    136 キムジノメイガ  
    137 アカマダラメイガ   幼虫は,ミヤコグサ,シロツメクサを食べる。
    138 ツトガの一種  
  セセリチョウ 139 ダイミョウセセリ   林にすむ。とまるとき,はねを水平に開く。幼虫は,ヤマノイモ,オニドコロなどのヤマイモ科植物を食べる。
    140 オオチャバネセセリ 平地から山地の草地や林縁にすみ,幼虫はタケ科のササ類を主に食べる。
    141 キマダラセセリ   河原や草地,林縁をす早く飛ぶ。幼虫は,ススキ,エノコログサなどのイネ科植物,ネザサなどのタケ科植物を食べる。
  アゲハチョウ 142 モンキアゲハ 山地に多く,幼虫はカラスザンショウ,ミカンなどのミカン科植物を食べる。サナギで冬越しする。
    143 ナミアゲハ   明るい庭や林を好む。幼虫はミカン,カラタチ,カラスザンショウなどのミカン科植物を食べる。サナギで冬越しする。
  シロチョウ 144 モンキチョウ 日あたりのよい草地でみられる。幼虫は,シロツメクサ,ゲンゲなどのマメ科植物を食べる。幼虫で冬越しする。
    145 キチョウ 明るい林に多い。幼虫は,ヤマハギ,メドハギ,ネムノキなどのマメ科植物を食べる。成虫で冬越しする。
    146 スジグロシロチョウ   日かげのある林などに多い。幼虫は,イヌガラシ,タネツケバナ,コンロンソウなどのアブラナ科植物を食べる。サナギで冬越しする。
    147 モンシロチョウ   明るい草地や庭に多い。幼虫は,キャベツ,イヌガラシなどのアブラナ科植物を食べる。サナギで冬越しする。
  シジミチョウ 148 ルリシジミ 林に多く,いろいろな草木の花で蜜を吸う。幼虫は,クララ,クズ,ハギ類の花やつぼみを食べる。
    149 ツバメシジミ 日あたりのよい草地にすみ,ハギ類の花にあつまる。幼虫は,クズ,ハギ類などのマメ科植物の花やつぼみを食べる。
    150 ベニシジミ 草地に普通にみられ,ヒメジョオンなどの花にあつまる。幼虫は,スイバ,ギシギシなどのタデ科植物を食べる。
チョウ シジミチョウ 151 トラフシジミ   低い山の林縁,渓流ぞいにいる。幼虫は,ウツギ,クズ,フジなどの花や果実を食べる。
  ウラギンシジミチョウ 152 ウラギンシジミ   オスは湿地で水を吸い,花にもあつまる。幼虫は,フジ,クズなどのマメ科植物の花を食べる。
  タテハチョウ 153 ヒメアカタテハ   畑や草地などにみられ,幼虫は,ハハコグサ,ヨモギ,アザミなどを食べる。成虫で冬越しする。
    154 ルリタテハ   林の近くを飛び,花や樹液にあつまる。幼虫は,サルトリイバラ,ホトトギスなどを食べる。
    155 キタテハ   花にも樹液にもよくくる。幼虫は,カナムグラの葉をテントのように曲げ,この下にいてこれを食べる。成虫で冬越しする。
  ジャノメチョウ 156 ヒカゲチョウ   樹林内にすみ,明るい林縁にも出てくる。クヌギなどの樹液や,けものの糞などにくる。幼虫は,メダケ,ネザサなどのタケ科植物を食べる。
    157 ヒメジャノメ   夕方,明るい草地をゆるやかに飛ぶ。幼虫は,ススキ,エノコログサ,ジュズダマ,イネなどのイネ科植物を食べる。
    158 ヒメウラナミジャノメ   林縁に多く,スキップするようにツンツン飛ぶ。幼虫は,ススキ,チヂミザサ,チガヤなどのイネ科植物を食べる。
  シャクガ 159 シャクガの一種   シャクガの仲間の幼虫は,胸脚と腹脚との間が広く空き特異な歩き方をするの「尺取り虫」とよばれる。
    160 ヒョウモンエダシャク   幼虫は,アセビなどのツツジ科植物の葉を食べる。
    161 ハグルマエダシャク   平地から山地にかけてみられ,幼虫はイヌツゲ,アオハダなどのモチノキ科植物の葉を食べる。
    162 シロツバメエダシャク   幼虫は,サンゴジュ,イヌガヤ,キャラボクなどの葉を食べる。
  スズメガ 163 エビガラスズメ   幼虫は,サツマイモ,ヒルガオ,アサガオなどの葉を食べる。
  カノコガ 164 カノコガ   幼虫は,タンポポを食べる。昼間,草地の低い所を飛ぶ。
  ヤガ 165 ハグルマトモエ   幼虫は,ネムノキの葉を食べる。
    166 トモエガ   幼虫は,ネムノキの葉を食べる。
    167 トモエガの一種  
合 計 167 46 152