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12月No.1 花いっぱいになあれ 12月の全校朝会で、読書月間の行事の一つ、全校児童への読み聞かせを行った。全校といっても69名。わずか2クラス分の人数である。膝元に寄せて、一人一人の瞳を見つめながらの読み聞かせは可能である。これまでにも、「せかいのひとびと」(ピーター・スピアー)や野口英世の母、シカの英世に宛てた手紙などを読んで聞かせている。 「花いっぱいになあれ」は、以前、教科書教材に取り上げられていたものであるが、日本全国の子ども達が風船に花の種や手紙を付けて飛ばし、その風船の被害が問題になったことなどを理由に教科書から消えた教材である。 昭和63年秋に、当時勤務していた学校で公開授業の時に描いた挿し絵(110×80cm大)6枚を大切に保存していたのが良かった。当時、教室の中を子ども達の描いたひまわりの花でいっぱいにして子ぎつねのコンになり切らせ、劇にして演じたり、歌を創って歌ったり、ダンスを創作したり、続き話を書いたりと、一人一人がそれぞれ自分のやりたいことを考え、追求した授業が懐かしく蘇る。自分をコンに重ね合わせていた子ども達も今は21歳。14年も前のことになる。 そんな昔の思い出を蘇らせながら、「全校児童を対象にした読み聞かせ」は、全校が集まれる絨毯の部屋(音楽室)で始まった。 この話にちなんで「逢坂花いっぱい運動」を始めようと思う。 10月18日に来校されたハーナウ市の人形博物館前館長のローゼマンご夫妻からいただいたCDケースを開けてみたら、ひまわりの種が入っていた。まさに、空を飛んできたドイツのひまわりの種である。来年、この種を大切に育てようということ、もう一つは、縦割りのファミリー班で育てたマリーゴールドの種を、学校に来られた方やお世話になった方々に配って、逢坂を花でいっぱいにしようということである。 再来年、逢坂がひまわりとマリーゴールドの花いっぱいになっていることを夢見ながら、わたしの読み聞かせは終わった。 |