◎末梢神経(脊髄・他)  
<次へ>

脊髄の構造
交感神経・副交感神経

静止画 440×426、 33.9KB
静止画 440×426、 44.6KB

中心にH字型をした灰白質(神経細胞が集まっている部分)があり、その周囲に白質(神経線維が集まっている部分)がある。前方からは運動性の前根、後方からは知覚性の後根がのびている。

自律神経には交感神経と副交感神経がある。交感神経は胸髄と腰髄の一部から分枝し、副交感神経は脳神経を経由するものと仙髄から分枝するものがある。これらの神経は内臓の平滑筋や腺に作用し、多くは互いに相反する作用をする。

交感神経の接続
自立神経の分泌作用
静止画 440×426、 31.2KB
静止画 440×426、 32.3KB

汗腺などの交感神経は、脊髄の前根を通り、脊髄神経に混ざって走行する。途中枝分かれして交感神経節で次のニューロンにバトンタッチし、再び脊髄神経に合流して汗腺などの効果器まで行く。交感神経節は上下が連絡しあい数珠状を呈す交感神経幹を構成している。

自律神経は節前神経と節後神経の2つのニューロンで構成される。節前と節後神経の間ではアセチルコリン、交感神経終末ではノルアドレナリン、副交感神経終末ではアセチルコリンが神経伝達物質として働く。

a-845.mpg

a-846.mpg

瞳孔反射(中脳反射)
膝蓋腱反射(脊髄反射)
動画 320×240、 1.27MB
動画 320×240、 3.01MB

目に光をあてると瞳孔が収縮する。これを瞳孔反射(中脳反射)といい、脳死判定にも使われる。一般的に明るさに対する反応は早く、暗さに対する反応は遅い。

膝蓋腱をたたくと、筋肉内のセンサーが反応する。信号が感覚神経から脊髄を通って脳へ送られる。一部の情報は脊髄の介在ニューロンを介して運動神経に伝わり、大腿四頭筋を収縮させて下腿を伸展させる。これが膝蓋腱反射である。