*プロジェクト学習(グローブプロジェクト事業 他)  
生徒は総合実習や課題研究でプロジェクト学習をしています。その中で、本校独自のグ
ローブプロジェクトについて、簡単に紹介します。


 



 



 
『砂耕栽培研究』  
【目的】




 
トマトの高糖度化について砂耕栽培を利用して研究する。
砂耕栽培では与える肥料や水分をコントロールすることが容易で、トマトの品質に変化が出やすく生徒の学習に適している。この研究を継続していく中で、湖山池の水質に注目し新たに湖山池の水質に関する環境学習も行うこととなった。





 
     
【成果】






 
湖山池の塩分濃度が高い水でトマトを栽培すると高糖度化することが分かった。また、身近な湖山池の水質悪化の原因としてヒシの大繁殖がある。そのヒシを堆肥化し農業への利用と水質の浄化に向けた研究を行った。地域の様々な団体との研究や、学習のために会議に出席することにより生徒の学習に対する意識が高まり、進学指導や就職指導に多いに役立った。
 







 
※ 2007年度 鳥取県農業クラブ連盟プロジェクト発表会「環境」区分 最優秀賞
※ 2007年度 日本学校農業クラブ中国ブロック大会 「環境」区分 優秀賞











 











 











 
1)湖山池の水質浄化に向けて
〜塩分がトマトの食味に与える影響調査〜
2)伝統漁法「石釜漁」の減少で湖山池の活気は失われつつあります。 3)湖山池クリーンアップ活動に参加し、多くのゴミを回収しました。










 










 










 
4)「湖山池水質浄化100人委員会」への参加。農業も環境悪化の一因と分かりました。
 
5)湖山池の水に含まれるわずか0.1%程度の塩分が、農作物や漁獲量に影響を与えることが分かりました。 6)「湖山池の水質浄化」を研究テーマとしました。

 

 

 

 











 










 










 
7)湖山池の塩分を農業に有効活用できないか研究することにしました。 8)実験1として塩分濃度の違いが発芽に与える影響を調べました。
 
9)結果は、すべての処理区でまったく発芽しませんでした。塩分ストレスの大きさに驚きました。










 










 
 









 
10)実験2として塩分がトマトの生育と食味に与える影響を調査しました。 11)海水を利用した実験を行いました。
 
12)海水濃度が高くなるに従い糖度が最高7.0度となりました。
 

 

 

 

 

 

 

  








 











 

  








 
13)しかし、尻腐れ病が多発し収穫数が減少しました。

 
14)海水区は尻腐れ病のために摘果が増え着果数が制限されたため1果あたりの重量が増加したためだと考えられます。 15)実験2の結果から塩分ストレスにより糖度が高まったことが確認できました。しかし、収穫量が減少しました。










 










 










 
16)そこで秋作では、尻腐れ病を予防し、塩分濃度を増やして実験を行いました。 17)海水濃度が高くなるに従い花の数が減少する傾向が見られました。 18)また、茎の直径も同様に海水濃度が高くなるに従い細くなりました。

 

 

 
  







 








 








 
19)海水区は塩分ストレスにより小玉になりました。








 
20)糖度も、海水濃度が高くなるに従い上昇しました。








 
21)私たちは、「因幡のお袋市」に出店しこのトマトを販売しています。しかし、品質の安定化や出荷量に課題があり、適切な塩分濃度や灌水量の研究をすすめる必要があります。高糖度トマトの栽培マニュアルができれば長年続いた対立も解消され、以前のように活気ある湖山池が再生され、池の恩恵を多くの人々が受けられると思います。











 











 











 
22)現在、河川整備基金助成事業の支援をうけ、水質浄化対策研究に力を入れています。

 
23)水草のヒシを回収し、堆肥をつくり、農業に再利用したいと考えています。

 
24)私たちの取り組みは今始まったばかりです。今後も私たちは、身近な湖山池の環境を守りまた、有効に活用していくための研究を続けていきたいです。











 











 











 
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