超然文学賞は、徳田秋声、泉鏡花、室生犀星を育てた金沢から、磨き抜かれた言葉の力で文学を創造し、未来を切り拓く志を持つ新たな才能を励ますために創設されたものです。

短歌部門は１５首の連作を１作品として全国から２２の作品が応募されました。
片山さんの連作「青の純度」が受賞した佳作は全国の上位４位iに相当するもので、審査員の黒瀬珂瀾さんからは、「安定した修辞、抑制された感覚が見事でした」と高く評価されました。

「青の純度」（抄出）
てのなかにつめたくひかる銀のペン「禁門の変」と書きこんで次へ
ワイヤレスの「Ｌ」を渡して夕ぐれにきみと歩いた銀杏の並木
開戦の前夜のようにしらじらと銀のポールにわたしが映る
目を閉じてシャンプーをするこのわたし夜の地球の中心にいる
はじめでもおわりでもないまばたきと同じ速度で一矢を放つ
きっとこれでよかったんだよ白足袋を脱いでそれから紫蘇ジュース飲む
iPhoneのプレイリストをかえてゆく青の純度はそのままにして
すんすんと香る水仙　足もとの止まれの文字を踏み越えていく

　東高では、職員交流研修として、毎年長崎北陽台高校から先生をお迎えし、１週間の研修を行っています。今年は生物を担当する川口先生がいらっしゃいました。
　本日は研修最終日ということで、１年７組で研究授業をされました。東高から得るものはあったでしょうか。来週は、英語の田中健太先生が長崎北陽台高校にお邪魔します。長崎北陽台高校のみなさん、どうぞよろしくお願いします。
　最後に先生から感想をいただいていますので、みなさんぜひ読んでください。
　　　　　　　腎臓のはたらきに関する授業　　　　　　　　　　　　マスクを外すと笑顔が素敵な川口先生でした。

【鳥取東高校さんとの交流研修を終えて】

　一週間大変お世話になりました。何もかもが新鮮で、たくさんの良い刺激を受け、充実した研修になりました。
授業では、東高の生徒のみなさんの積極的な発言の様子が印象に残っています。放課後も、吹奏楽部の生徒に話しかけてもらって、交流できたのが嬉しかったです。また卓球部の練習にもお邪魔して、練習風景を見学させていただきました。他県の練習を見る機会はなかなか無いので、貴重な経験になりました。生徒のみなさん、ありがとうございました。さらに、たくさんの先生方の授業を拝見したり、実際に授業実践を行わせていただいたり、学校運営についてご講話をいただいたりしたことで、教員としてのスキルアップにつながるヒントを得ることができました。情熱あふれる先生方の姿を目の当たりにしたことで、私の教育に対する情熱もさらに燃え上がるのを感じています。鳥取東高校の先生方、ありがとうございました。
　今回の研修で鳥取県が大好きになりました。必ずや、また訪れたいと思います。長崎県民に鳥取良かとこやったばいと伝えます！一週間本当にありがとうございました。

　後期生徒総会も、執行部が放送で各委員会の活動内容や方針などを説明し、各教室では執行部が作成したスライドを見ながら執行部の説明に耳を傾けていました。
　新体制で後期生徒会がスタートしました。

　後期生徒会長　２年　森本陽斗君