2年生では6月に2回人権教育LHRを行います。この日が1回目でした。
本校の人権教育は、様々なテーマを通して「自らの課題」を考えていきます。
2年生の今回のテーマは、「スライドを見ながら「障がいはどこにあるのか」ということから「障がいとは何か」ということについて考える」でした。
「障がいはどこにあるのか」と考えることを通して、自分及び自分の属する社会とはどのような社会であるかということを考え、そこから「自らの課題」とは何かを考えていきます。
各クラス、個人で考える時間、グループで意見を共有する時間をとりながら、なるべく緊張感をもたないよう先生方の配慮や工夫の中、授業が進んでいきました。

個人の意見を付箋に書き、グルーピングしながら意見共有していきます。どのクラスも和気あいあいとした雰囲気での授業となりました。答え合わせをするのではなく、「自分だったらこう考える」という意見共有です。このような活動をとおし、自らの経験からのみ考えるのではなく、少し俯瞰的に物事を考える力を養っていきます。
2回目の人権教育LHRは、6月18日(水)に実施されます。この回は保護者への公開LHRとなっています。
本校では1年に1回、2年生で人権教育LHRを公開しています。次回のテーマは1回目の続きでもありますが、「「アンコンシャスバイアス」を通じて、「自らの課題」とは何かを考える」です。多くの保護者の皆様にご参観いただきたいですし、生徒だけでなく、教員にとってもじっくりと自分自身を見つめる時間になればと思っています。