大山全景

< 解説 >
 大山は標高1711m(弥山)で、中国地方最高峰をほこるとともに、多くの伝説や、古くからの山岳宗教の修験道場として様々な歴史を持っている名峰である。主峰の弥山から東南の方向には槍ヶ峰、烏ヶ山が連なり、東北へは三鈷峰、野田ヶ山、矢筈ヶ山、甲ヶ山、勝田ヶ山と続く。また、北へは豪円山、鍔抜山などの側火山がとりまいている。 大山火山群の形成には様々な説があるが、今から約100万年前に大規模な火山活動がはじまり、古期大山と呼ばれる矢筈ヶ山、勝田ヶ山、船上山などの山々を形成し、その後の休止期を経て、弥山、三鈷峰、烏ヶ山などの新期大山が形成されたと考えられている。
 大山の西側斜面は、「伯耆富士」の呼び名の通りなだらかな裾野をひいた美しい姿を見せてくれる。北側と南側は、それぞれ北壁南壁と呼ばれ大岩壁となっている。
  大山火山をつくっている岩石は主に角閃石安山岩である。現在、解体期に入った大山は風化や侵食作用が進み、北壁では冬の季節風の影響で激しい崩落がおこり、南壁でも 無数のガレ場やをつくっている。  

◆写真について◆
鳥取県西伯郡岸本町より撮影

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