面接練習
2018年7月10日 10時26分若桜学園では7年生になると面接練習が始まります。1学期と3学期は個人面接を、2学期は集団面接を行います。1学期は、6日(金)から始める予定でしたが、臨時休校になりましたので、9日(月)の1日で行いました。私が担当したのは9年生だったのですが、さすがに3年目とあって入退室の仕方や言葉遣いもきちんとできていていました。そのうえ、質問の答えの内容もすばらしく、ほとんどの人がこのまま高校入試の面接試験に向かえるくらいの実力を備えていました。私は、今まで数えきれないくらい面接練習をしてきましたが、この時期にここまで仕上がっている中学生を見たことがありません。本当に驚かされました。
その中で、何人かの生徒には「これからの社会を担っていくのは君たちになるのですが、社会をよくしていくために、みんながこうしたほうが良いともうことを3つ上げてください」という質問をしました。この質問に対しては、次のような答えが返ってきました。
・ボランティアをする(これを答えた人がたくさんいました))
・一人ひとりが自分の意見をしっかり言う
・具体的な意見をもって会に参加する
・周りのことに関心を持つ
・周りの情報に流されず、自分の意見や考えを持つ
・自分から行動する
・自治の力
・みんなと協力して物事に取り組む
・英語などを含めたコミュニケーション能力
・世界の大きな問題にも関心を持つ
・誰にでも気遣いができる
・困っている人をそのままにしない
・礼儀
・自分の力で自立する
・言われたことをするだけでなく、自分から積極的に動く
・地域貢献をする
・地域とのつながりを深める
・お年寄りへの支援
・少子化対策 子育てしやすい環境づくり
などなど・・・。私は、すぐに3つも答えることは難しいので、1つや2つでもいいと思っていたのですが、3つとも答える生徒が多く、それだけ普段からこのようなことを考えているのだと思い、感心しました。そして、若桜の未来に明るい展望を感じました。この子たちが大きくなって、次の時代の若桜、鳥取、日本をつくっていってくれることが楽しみです。