臨時休校と大型連休が終わり、5月7日(木)は13日ぶりの登校となりました。全国に非常事態宣言が引き続き出されたままですが、その中で学校が再開となったのは青森県と鳥取県のみで、もとから休校になっていなかった岩手県を含めわずか3県のみです。全国の学校が再開できる日が早く来ることを願うとともに、今まで通り登校し、学習に取り組み、給食を食べて友達と遊ぶ通常の学校生活を送ることができることを、本当にありがたいと思います。鳥取県の学校再開の方針にそって今後も対応していきますが、その中には1学級当たりの人数を20~25人程度というものもあります。若桜学園では、全学級がこれに該当していますが、児童生徒間の間隔を1m以上保つために、9年生は今日からさくらホールで学習することにしました。若桜学園では、感染症対策の取り組みを徹底しながら、明日(5/8)以降も、通常の学校生活を送る予定です。(下は、さくらホールで実力テストに取り組む9年生の様子です)


いつもの年であれば、大型連休中の学校は、部活動に取り組む中学生の元気な声であふれているのですが、今年はそれがありません。そのかわり、校庭を整備するスポーツトラクターの音や草刈り機の音が響いています。子どもたちがいつ登校してきてもいいように、準備はばっちりできています。今はみんなで我慢して、学校が再開できる日を楽しみに待ちましょう。


若桜学園では、全校の児童生徒が俳句づくりをする取り組みを続けています。本年度は、四季に合わせて年4回作る予定です。さっそく春の優秀作品を「全校俳句」に載せました。入学したての1年生は、夏の作品から参加します。以前はこの「学園トピックス」に載せていたのですが、過去の作品がいつでも見られるように「全校俳句」のコーナーをつくりましたので、ぜひご覧ください。
毎朝6年生が1年生教室に出かけ、荷物の整理などの身の回りのお世話をしています。そして時間になると、絵本の読み聞かせが始まります。すると、1年生はとても集中してそのお話を聞きます。1年生になってまだ1か月たたないのですが、とても早く学校生活になじんでいます。また、6年生も、1年生のお世話をすることで、この4月の間に小学校の最上級生らしくなったと思います。


4月22日(水)は、予定が変更になり小学生はお弁当が必要になりました。いつもは机と机をくっつけて仲良くお弁当を食べているのですが、感染症防止のため離れて食べなくてはいけません。少し寂しい感じもしますが、日本全国の様子を考えると、児童生徒がこうして学校で一緒に生活を送ることができていることは、とてもありがたいことです。子どもたちがお弁当を食べている様子を見に行ってみたところ、おうちの方が用意してくださった色とりどりのおいしそうなお弁当をうれしそうに食べていました。その様子からは、寂しい感じはせず、楽しそうに食べている感じさえしました。いつもならもっと・・・・と思いがちですが、子どもたちは今ある状況の中でたくましく生きているのかもしれません。

(4年生の様子です)