新しく7年生が6人加わり、全部で21人になった応援委員会が、毎日昼休みにさくらホールで練習をしています。練習回数を重ねるごとに、動きがよくなり、声の張りも出てきています。先輩たちが築き上げた応援委員会の伝統をしっかり引き継いでくれそうです。このかっこいい姿を機会があればぜひ保護者の方にも見ていただきたいと思います。


4月24日(水)に専門委員会が開かれ、本年度の活動が開始されました。若桜学園では、5年生になると全員が専門委員会に所属し、中学生と一緒に活動します。この日の放課後には、さっそく代表委員会に入った5年生に9年生が放送の仕方を教えていました。

この専門委員会の活動でも、縦のつながりを意識した取り組みが行われています。今年も、児童生徒の自主的な取り組みで委員会活動が活発に進められていくことができそうです。学校を楽しく決まりよくするために頑張る姿がまたみられると思うと、今からとても楽しみです。
6年生の教室前の廊下には、習字の作品が掲示してありました。タイトルは「ありがとう 平成」です。

隣の5年生の教室の後ろには

と書かれています。平成という一つの時代が終わり、令和という新しい時代を迎えることを、今の小・中学生はどんなふうにとらえどんなことを感じているのでしょうか。この子たちが大人になって社会で活躍する時代が、住みよく誰にも優しい時代であることを望みます。
入学して間もない1年生は、若桜学園の校歌をまだ歌えません。そこで、音楽の時間に6年生と一緒にさくらホールで練習をしました。この時間の1年生のねらいは「学園歌を2番まで歌えるようにしよう」で、6年生は「学園歌の思いや情景をわかりやすく伝えよう」でした。1年生と6年生が一緒になって4つの縦割り班に分かれ、それぞれで練習した後、一緒に歌いました。1年生はこの時間だけでしっかり歌えるまでにはなりませんでしたが、6年生のお兄さんやお姉さんに優しく教えてもらってかなり上達しました。6年生も、1年生に教えることで更にお兄さん、お姉さんらしくなったような気がします。こういう活動を通して、1年生も6年生も心が育っているように思いました。

若桜学園は開校して8年目を迎えましたが、校舎は若桜中学校の時から使っていますので、今年で20年目になります。木材がふんだんに使われている校舎は、来校された方から「新しく立派な校舎ですね」と言われることが多いのですが、それでも20年という時間の経過により修繕が必要な個所が出てきています。そこで、少しづつ手入れをしているのですが、この春休みにはシルバー人材センターの方に外壁を塗りなおしていただきました。おかげで、新築当時のようにとてもきれいになりました。ありがとうございます。お城をイメージさせるこの校舎を、いつまでも大切に使っていきたいと思います。
ビフォー アフター


参観日の日にご覧になられた方もたくさんありましたが、今、さくらホール前の廊下に表彰状がたくさん掲示されています。


これは、昨年度一年間に個人で受賞した表彰状のコピーです。団体で表彰を受けたものはその表彰状を掲示していますが、個人の表彰状は児童生徒が持って帰りますので、学校に残りません。そこで、個人の表彰状をコピーして校内に掲示し、活躍をみんなで称えています。こうして昨年度1年間の表彰状を見てみると、大変たくさんあることに驚かされます。数えてみるとなんと119枚もありました。今年もたくさんの児童生徒の活躍を期待します。
朝、1年生の教室に行ってみると、2年生が二人1年生教室で読み聞かせをしていました。そしてそれを1年生が、行儀よく聞いています。2年生の二人がとてもお兄さんに見えます。

読み聞かせが終わると、1年生は声をそろえてお礼を言うことができました。読み聞かせの大役をやり遂げた二人は、2年生教室に「ただいま」と大きな声で言って帰っていきました。こうして進級という節目があることで、子どもたちが大きく成長することを実感した出来事でした。