毎朝の登校時に、児童にずっと付き添って見守っていただいた方があります。その2名の方に本年度最後の登校日に校長室で感謝状を贈呈いたしました。

西山正雄さんと加島悠司さんのお二人は、暑い日も寒い日も毎日子どもたちの登校に付き添ってくださいました。若桜町では、あいさつ+one運動や交通安全週間の街頭指導などの取り組みはありますが、お二人のように毎日するというようなことではありません。
以前、防犯の講習会で、日常的に見守りやパトロールがある町は、不審者が近寄りにくいというようなことを聞いたことがあります。安心して住める町づくりに大きく貢献をしていただいているお二人の方に、本当に感謝したいと思います。
3月22日(金)に離任式が行われ、9名の先生方とお別れをしました。若桜学園は、小中一貫校になって7年が過ぎようとしていますが、学校づくりに尽力を注いていただいた方や、本校の特色ある活動をもりあげていただいた方など、本当にお世話になった方々です。また、若桜学園が初めての勤務地になった方もあります。若桜学園は、教職員と児童生徒の人間関係の距離が近く、学校行事などで触れ合う機会が多いので、お別れの寂しさはひとしおです。「冬になったら、また、スキー場で会いましょう」と言ってくださった先生もありました。学園を離れられても、時々は若桜にもぜひお越しください。本当にありがとうござました。

3月19日(火)に、6年生の卒業証書授与を行いました。教室で一人ずつ名前を呼ばれ、校長先生から卒業証書をいただきました。いよいよ中学生になるということで、引き締まった表情で受け取っていました。

卒業証書を入れるケースと、JAいなば様より記念のノートをいただきました。そして、春から自転車通学をする児童には、ヘルメットを若桜町からいただきました。

4月からは、いいよ校舎2階での学校生活が始まります。それと同時に、制服に身を包むことになります。中学生として、そして中期ブロックのリーダーとしてしっかり頑張りましょう。
今年の冬は、スキー場には雪が降るものの他は除雪に悩まされることのない暖冬でした。卒業式のあった3月13日(水)の朝には、この春初めての鶯の鳴き声が聞こえたほどです。それが、卒業生を送り出した翌日、朝から雪が降り始め、あたり一面すっかり雪化粧になってしまいました。

驚くと同時に、卒業式がこの日でなくて本当によかったと思いました。
毎年、卒業式の後に花道を作って卒業生を送り出しているのですが、ここ4,5年は天候に恵まれず、屋内でしていました。今年も雨雲レーダーで調べてみたところ、ちょうど送り出す時間に雨雲がかかっていたので、外での見送りはあきらめていました。ところが、教室で最後のホームルームをしていると、心配された天気が良くなっているではないですか。急きょ予定を変更し、外での見送りをすることができました。


後輩と一緒に記念写真を撮ったり、胴上げをしたりと、いろいろ最後の思い出作りをしていると、天候が急変し、激しい雨と風に見舞われました。卒業生を見送る時間帯だけでも晴れてくれたこの日の天候に感謝です。いい見送りができて、本当によかったと思います。