電気科

目標
 
 現代社会において、「電気」の担う役割は多く、幅広い分野で、電気の技術者が必要とされています。どんな仕事でも、製品を作ったり、モノを動かしたりする時でも、電気の知識や技術を使うからです。
 
 「強電」から「弱電」まで電気・電子に関わる基礎的な知識・技術を中心に、コンピュータ、機械制御の分野まで幅広く学習し、実践的な技術を身につけた人材の育成を図ります。
 
 
学習内容
  1. 強電分野:現在の社会に必要不可欠は、電気エネルギーについて、電気の発生から電気の受け渡し、電力の利用などの関連技術を総合的に学習します。
  2. 弱電分野:コンピュータ利用技術やメディアリテラシーの取得と、計測及び制御等の実践的な技術について学習します。

掲示板

資格取得(第二種電気工事士) 29年度下期結果
資格取得(工事担任者 AI3種) 結果
資格取得(第二種電気工事士) 29年度上期試験結果
資格取得(品質管理検定 29年度 9月試験結果)
資格取得(危険物取扱者 乙種4類) H29年度・第一回
資格取得(電気科H28)
2014-02-20 [電気科]
教育課程
2015-07-01 [管理人]
学科の歴史
2013-08-26 [管理者]
実習内容
2013-08-26 [管理者]

日誌

ひろしまマイスター(中電工様)による出前授業

2019年10月31日 11時45分

 去る、10月30日(水)、株式会社中電工様に、電気科2年生を対象にした出前授業を行っていただきました。今回は、”ひろしまマイスター”の称号をお持ちの社員の方にもお越しいただき、様々なご指導もいただきました。

1)企業紹介
 「うちはこんな会社だよ」というお話だけでなく、お客様の家まで電気を届ける電線を配線する作業をされるという「配電」部門の仕事の内容にまで踏み込んでお話しいただきました。
 講師の方は先日の台風15号で大きな被害を受けた千葉県にも応援に行かれたということで、その時の状況、社会インフラを守ることの大切さ、また仕事へのやりがいも含めて貴重なお話を伺うことができました。

 

2)工事用用具の紹介・体験作業
 まず、実際に電柱に配線されている線の被覆を代表生徒がナイフで剥かせていただきました。その後、高圧間接活線工法(電線に電気を流したままで工事を行う方法)で使用される工具の説明を伺いました。こちらも見せていただいた後、作業をさせていただきました。

  

3)高所作業車搭乗体験
 生徒が載せていただいているバスケットは、15m(建物の5階くらいの高さ)まで上げることができるそうです。生徒全員が二人ずつ載って、その高さを体験させていただきました。

  
 

4)ロープワーク
 電線とロープに何の関係が?
 様々な作業にロープは不可欠です。簡単な結び方から、そんな使い方ができるんだという初めて見せていただくような結び方まで、数種類を教えていただきました。
 見るだけではなく、実際に自分でも結んでみて、できたできたと喜ぶ生徒、ちょっと通すところが違って同じ形にならず悩んでいる生徒、こうだよって教えてくれる生徒、それそれが普段できない体験をさせていただきました。
 
  

5)本校卒業生(OB)からひと言
 本校電気科を卒業して数年経つ先輩にも来ていただいており、最後に一言いただきました。
 高校生の時に自分が何を考えていたか、何をしていたか、進路を決めるときに何が決め手になったか、そしてこれをやっておけばよかったと思うことなど、自分の経験に基づいてのお話をしていただきました。
 自分のお兄さんくらいの年の先輩のお話は、これから本格的に自分の進路について考えていかなければならない二年生に、どのように伝わったでしょうか。

 今回、テレビ局、新聞社、数社から取材にいらっしゃいました。
 テレビ局のインタビューをされた生徒は緊張していたようですが、ご覧になった方もあるのではないでしょうか。