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ビジネス情報科】の学び

 






この表は本校の教育課程です。

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商業科目が多いのも特徴ですが、それだけではありません。

他校の同じ名前の商業科目(例えば「情報処理」)と単位数(1週間あたりの時間数)を比べてみると、本校では単位数が多くなっています。他校が2単位の場合は、2.5倍にもなります。
時間が多いということはどういうことでしょうか。
スポーツや楽器の練習を思い浮かべてみてください。練習時間が多ければ、それだけたくさん練習できるので上達していきますよね。
本校のビジネス情報科では、実践的な力を身に付けるために、実習・演習を多く行います。そのために時間数を多く設定してあるのです。

だから、学んだことが身につく。


そして、本校では学びのまとめとして数多くの「検定試験」に挑んでいくのも大きな特徴です。
検定試験に合格していると何かいいことがあるのでしょうか?
企業や学校は、就職や進学の時に学校から提出された調査書で取得した資格を見て「これぐらいの力がある」と判断します。
当然、何も資格がない人と比べて有利になりますよね。そういうことなんです。
   

  <1年次の学び:ビジネスの基礎科目>
 「情報処理」「簿記」「ビジネス基礎」のビジネスの3つの基礎科目を学習します。


 「情報処理」
   コンピュータや表計算ソフトウェアの基礎について学びます。
   資格は、全国商業高等学校協会主催(以下、「全商」)情報処理検定試験ビジネス情報部門の2級にチャレンジします。


表計算ソフトExcelで特殊な式「関数」を使って表を作っています
同じくExcelで作った表をもとにグラフを作ります



 「簿記」
   企業の取引など経済活動を帳簿に記帳する方法について学びます。
   資格は、全商簿記実務検定試験の2級にチャレンジします。



 
 財務諸表の記帳方法についての学習


 「ビジネス基礎」
   商品の流れである流通活動や、売買取引の種類・決済方法、金融などビジネス全般の基礎知識を学びます。
   資格は、全商商業経済検定試験の3級にチャレンジします。

   

商品を輸送したり、倉庫で保管したりする「物的流通(ロジスティクス)」の学習
企業にお金を貸す「金融」の学習

<2年次からの学び:3つの専門分野>
 2~3年次は、1年次での基礎科目を発展させた3つの専門分野からどれか1つの分野を選択して、より深く学んでいきます。

 「情報処理分野」
 
表計算ソフトウェアの発展的学習、コンピュータのハードウェアやソフトウェアの詳しい仕組み、プログラミング、システム開発など、コンピュータについて深く学びます。 資格は、全商情報処理検定試験の1級や経済産業省主催の基本情報技術者試験にチャレンジします。

 
 フローチャート(流れ図)についての学習
 
 ネットワークや動画編集についての学習


 「会計分野」
 企業の財政状態や経営成績を報告したり分析したりする方法について学びます
 資格は、全商簿記実務検定試験の1級にチャレンジします。
   

 
 有価証券の評価ついての学習
 
 製品の原価計算についての学習

 「マーケティング」分野
 商品を売れるようにするための活動や会社で必要となる法律知識などについて学びます。
 資格は、全商商業経済検定試験の1級にチャレンジします。
 

 
 実際の店舗での販売実習
 
商品を仕入れる方法について学習し、場面に合った効果的な方法を考える
民法の所有権についての学習


<3年次の学び:学びの集大成>

 2年次からの専門分野に加え、集団で協力しながら会社事務を行ったり、課題解決・研究活動に取り組みます。

「総合実践」
 会社同士で商品を売買する取引を行い、それを記録するために「伝票」に記入したり、
商品代金を支払うために、「小切手」を作成して取引先の会社に渡したり、会社実務の模擬演習を行います。
そういった1つ1つの業務も、
上司役の先生のところに作成した書類を持っていき、
このまま進めても問題が無いか確認(上司の決裁)を
してもらいます。



取引を伝票に記入します

小切手を作成しています
上司役の先生のチェックを受けています



「課題研究」
 グループを組み、課題の分析・研究や解決のための活動、作品の制作などの大きなプロジェクトを行います。

 

 
 【アプリ開発グループゲームアプリの開発について討議し、画面や動きについて設計していきます
 【経営分析基礎グループ】企業の株価や公開している情報を研究しています