先日、3年生が総合テストを行いました。生徒一人一人が真剣にテストと向き合っていました。この真剣にテストと向き合うというのが最も大切なことだと思います。過去には、集中力が続かず、途中から顔をふせて寝てしまう生徒がいたこともありました。こうした生徒たちは、入試当日にも同じことをしてしまい、あとで後悔することになっていました。そうならないためにも、今回のように集中してテストを受けてもらいたいと思います。さて、明日からは期末テストです。総合テスト以上に大切なテストですので、最後まであきらめず努力し続けてください。
先日、民生児童委員のみなさんがたくさん来校され、朝からあいさつ運動をしてくださいました。普段も数名の教職員、生活安全委員によるあいさつ運動、毎週火曜日の更生保護女性会のみなさんによるあいさつ運動が行われていますが、今回は本当にたくさんのみなさんが一度にあいさつ運動をしてくださり、朝から元気をいただきました。こうした地域のみなさんによるあいさつ運動が、湯梨浜中学校生徒たちのあいさつの良さを育んでくださっているのだと改めて感じました。本当にありがとうございました。
湯梨浜中学校は洪水等の時の浸水想定区域に指定されています。そのため、毎年避難訓練の中に水害を想定した訓練を入れています。それ以外にも、火災、地震に対する避難訓練も実施していますが、どの場合もかなり避難経路が異なっています。その中でも最も避難の仕方が違うのが水害の時の避難経路です。1階で授業をしていた生徒だけが2、3階に避難するだけで、2、3階で授業を受けていた2、3年生は基本的にはそのまま教室で待機するだけの訓練です。そのため、今回の訓練の集合タイム3分44秒が速いのかどうかという判断がつきません。ただ、避難をした1年生と一部の3年生はとても速やかに避難できていたと思います。避難訓練後には、校長と生活安全委員長から避難訓練の大切さについての話がありました。
先週生徒会の専門委員会が行われました。4、5月の反省と6、7月の活動についての話し合いでしたが、その後、各委員会が様々な活動を行っています。給食委員会が行っているクラス対抗給食準備レース、学級委員会が行っている時間を大切にする取組等、各委員会が素晴らしい湯梨浜中学校を目指して頑張って活動しています。今後は生徒会執行部が中心となって企画した「生徒会企画」が実施される予定です。全校が一丸となって頑張ってもらいたいと思います。
本日は中京大学名誉教授杉江修治先生にお越しいただき、研究授業を実施する予定です。湯梨浜中学校では生徒の学力アップを目指して協同学習に取り組み、職員は年間1人1回が研究授業を実践しています。協同学習とは、国が目指している「主体的・対話的で深い学び」を実践していくためになくてはならない考え方です。
今日は、協同学習の実践のひとつとして、先日屋内先生とセーラ先生が2年4組で行った授業の様子を紹介したいと思います。この時の学習課題は「日米の法律の違いについて知り、湯梨浜中学校の生活のルールについて2文以上の英文で表現できるようになろう」でした。授業は協同学習の定番である学習課題、評価規準の説明から始まりました(ゴールがはっきりしていないと生徒は何を頑張っていいのかわかりません)。その後、単語の確認をペア、全体で行いました。
次に、ペアで短い文での会話(Small talk)を行いました。題材は、「もし放課後にローソンに行ったとしたら、何を買いますか?」でした。とても身近な題材だったため、生徒たちも楽しそうに会話をしていました。ここで、生徒たちに相手のことを考え、一生懸命、笑顔で会話をすることが互いの力になるという助言がありました。同じ授業でも、こうした生徒の互恵的関係や責任感をうながす声かけをするのが協同学習です。
そして、教科書の進出単語の確認を行いました。生徒たちは教科書に書き込んだ後、ペアで確認作業を行いました。ここでも、ペアへの心遣いに関する助言がありました。
ここからがこの時間の本格的な授業になります。この後の授業の流れの説明後、先生がこの時間の文法(must mustn't)の説明をされました。そして次に、セーラ先生が日米の法律の違いについて英語で説明した内容を聞き取り、それを日本語でプリントに書き込んでいきます。最初は個人で行い、その後班で情報共有しあい、ワークシートを完成させます。個人の頑張りが班でのワークシート完成につながることを押さえておき、生徒の頑張りを引き出すのが協同学習の考え方です。また、協同学習では配布するプリントを生徒たち自らが前に取りに来ます。これは、勉強は自分たちのためのものであり、その準備も当然自分がするものであるという考え方からです。班長や班の代表が取りに来ることが多いのですが、この時間は「誰でもいいのでお願いします」という声かけがありました。すぐに率先して取りに行く生徒の姿に感心しました。
次に、日米の法律について英語で表現をし、それをクラスの仲間4人に伝えてサインをもらう活動をしました。最初は個人で英文を考え、それを全体で確認してから、最後にペアをつくって発表しあいました。
最後は、この時間の学習課題である湯梨浜中学校での生活のルールを英語で表現し、各自が振り返りを行いました。
先週6月14日(金)、学校公開にたくさんの保護者、地域の皆様にお越しいただき、本当にありがとうございます。今後も、機会がありましたらどんどんと学校にお越しいただければと思います。また、本日令和6年度第9号学校だよりを発行しました。学校だよりは、いつでもメニュー「学校だより」からご覧いただけます。
学校だより9号R60617.pdf
先週、県総体中部地区予選の報告会を実施しました。各部の部長が県総体予選での自分たちの頑張りを全校の前で報告しました。優勝をした部、県総体出場を果たした部、県総体出場は果たせたけど目標は達成できなかった部、残念ながら県総体に出場できなかった部。部によって報告内容は様々でしたが、全力で戦ってきたというのはどの部も同じだったと思います。いつまでも総体予選の結果に振り回されることなく、県総体に出場する部は中部代表として県に向けてさらに頑張り、惜しくも敗れてしまった部は早く次の目標に切り替えてもらいたいと思います。
本日は湯梨浜町の学校一斉公開日になっています。入口は普段の参観日同様一般玄関です。なお、湯梨浜中学校の公開時間は次のとおりです。
1、2年生午前 9:00~12:20
午後13:40~15:30
1年生10:40~12:20は郷土芸能の取り組みです。
2年生午後は職場体験へ向けての準備です。
3年生 午前 9:00~12:20
高校説明会13:20~16:10
高校説明会は体育館で実施します。
今日は学校公開に来てくださるみなさんのために、校内の掲示物の紹介をしたいと思います。本日参観に来てくださるみな様には、ぜひご覧いただきたいと思います。
現在、1階のホールには湯梨浜中学校恒例の食育の掲示物が掲示されています。今月は「湯梨浜町おいしいものマップ」です。また、図書館前には「今日のあなたにピッタリな本に必ず出合える」という、自分にあった本のジャンルを検索できる掲示物が掲示してあります。さらに教室棟に移動すると、1年生の活動の様子がわかる掲示物、国語、美術等の教科の掲示もはられています。
<1階>
次に、2階の職員室前には生徒会執行部の紹介と専門委員会の活動目標等が掲示されています。教室棟に移動すると2年生の生徒たちの湯梨浜ウォークラリーのときに作成した俳句が掲示されています。
<2階>
3階には進路指導コーナー、修学旅行の写真の紹介、今年度の漢字1文字等の掲示物が掲示されています。
<3階>
明日は湯梨浜町の一斉公開日です。入口は普段の参観日同様一般玄関です(上履きをご持参ください)。なお、湯梨浜中学校の公開時間は次のとおりです。
1、2年生午前 9:00~12:20
午後13:40~15:30
1年生10:40~12:20は郷土芸能の取り組みです。
2年生午後は職場体験へ向けての準備です。
3年生 午前 9:00~12:20
高校説明会13:20~16:10
高校説明会は体育館で実施します。
本日は、河本先生が1年4組で行った研究授業の様子をご紹介します。この時間の学習課題は「『ぶた肉のしょうが焼き』の調理実習を成功させるために行動することを班で9つ以上言えるようになろう」でした。協同学習においては、生徒に見通しを持たせるため、授業開始後まずは学習課題の確認と授業の流れの説明から始めます(小テスト後や意図的に途中で行う場合もありますが…)。
そして、まずは「何ができていれば調理実習が成功したといえるのか」について考えました。最初に班で自分たちの考えをまとめ、クラスで発表しながら全体で共有しあいました。
次に、「ぶた肉のしょうが焼き」を作るうえでの留意点を確認してから、その作り方を動画で見ました。
ここからがいよいよ授業の本番で、調理実習を成功させるための行動について、タブレットのÝチャートというツールを利用して考えました。最初に個人で3つ(おいしく作る、安全につくる、時間内につくる)のスペースそれぞれに自分の意見を2つ以上書きました。ここで各自がきちんと2つ以上書いていないと、その後班になったときに班員が困ることになってしまいます。そのことをきちんと説明し、個人に責任を持たせるのも協同学習の大切な要素のひとつです。
そして班になり、各自の意見を班でまとめてさらに深めていきます。班での活動時には、班内で仕事分担し、各自が自分の責任を果たしながら話し合いを進めていきます。各自が3つのスペースそれぞれに2つずつ書いていれば、学習課題である「調理実習を成功させるために行動することを班で9つ以上言えるようになろう」はすぐに達成できていたと思います。どうだったのでしょうか?
各班でまとめたÝチャートの結果をiPad で先生に提出し、それを全員のiPadで共有しあってから、最後に個人で自分の考えをまとめました。他班の意見まで取り入れて、9つ書けていればいいのですからきっと全員が課題を達成できたのではないでしょうか?
最後は授業の振り返りです。協同学習の授業はいつも振り返りで終わります。
授業後は先生方のグループでの反省会がありました。より良い授業を目指しての反省会です。