学校日誌

「先生たち3学期も勉強してるんですよ最終回 2年2組家庭科の授業」の巻

2024年3月13日 09時00分

 本日は河本先生が2年2組で行った研究授業の様子を紹介します。この時間の学習課題は、「食品ロスの解消のために家庭で残りがちなできるだけ多くの食材を組み合わせて、魅力的な一食分の献立を班で考えよう。」でした。授業の始まりはいつもどおり、学習課題と授業の流れの確認からでした。

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 最初に、2年生の各家庭に協力をしていただいた「冷蔵庫に残りがちな食品や捨ててしまった食品」に関するアンケート結果の確認を行いました。

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 そして今日は、そのアンケート結果をもとにしてつくった「ある日のある家庭の冷蔵庫に残っている食材(キャベツ1/4、ブロッコリー1/3等)」を、できるだけ多く組み合わせて魅力的な献立をつくることになります。まずは、個人で書籍やタブレットを使ってひとつの料理を考えてみる作業をしました。この後班で、個人で考えた料理を組み合わせながら献立を考えていくことになるので、この作業がとても大切になります。この個人の活動が班の仲間の役に立つという取り組みをしくむのも協同学習の大切な要素です。

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 次に、班でできるだけ多くの食材を活用した魅力的な一食分の献立(3品以内)を考えました。面白かったのは、残った食材に何かひとつだけ食品を加えてもいいというルールを利用し、高級食材を加えて献立を魅力的にしようとしていた班があったことです。中学生は本当によく考えるものだと感心しました。

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 班長は班内で決定したことをiPad に記録し(ほかの班員はワークシートに記録)、提出を行いました。早く完成した班は次の時間に行うプレゼンの準備をしました。授業最後は、いつものように振り返りで授業が終わりました。次の時間にどんなプレゼンが行われたのかを見ることができなかったのが残念でした。

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2019年度学校日誌