生徒会環境福祉委員会の代表が校区内の老人福祉センターに出かけて、利用者の高齢者の方に手作りのメッセージ入りの小物を贈りました。新型コロナの影響で触れ合える行事が制限される中で、施設側と打ち合わせしながら、短時間の訪問でプレゼントを渡すという取り組みになりました。県中部地区の新型コロナ新規感染者数も減少してきて、前任の委員長から温めてきた企画がようやく実現できました。
おばあさん方を前に委員長が代表してあいさつをしたのですが、とても緊張していて見ている側にもドキドキが伝わってきました。元気を届けたいという生徒の思いが通じたようで高齢者の皆さんはとても喜んでくださって、「中学生の子どもさんに会うなんて久しぶりで」と、わざわざ玄関まで出てきて見送ってくださった方もありました。やはりこうした交流の経験は大切だと感じました。



本校には相談室が2つあります。特別教室棟1階の「相談室1」は主にスクールカウンセラーの相談活動で使用しています。2階の「相談室2」は教育相談員の活動のほか生徒の学習にも使用しています。様々な理由で教室で学ぶことができないとき、この部屋で学習をすることがあります。また、不登校経験者が教室復帰を目指しながらこの部屋を拠点に生活や学習のリズムを取り戻すために使うことがあります。「相談室2」で学習する生徒は基本的に自分の学級と同じ時間割で学習を進めています。中学生の時期には自分でもどうしようもないくらい心が大きく揺れ動き不安になることもあります。あせらずにしっかりと心のエネルギーをためて次のステップに進んでほしいと思います。


昨日に引き続き今日も快晴、まぶしい青空が広がっていました。3月を迎えるようになり卒業式も近づき、来週の火曜日と水曜日は県立高校の一般入試のため3年生の登校はありません。火曜日の登校は今日が最後でした。
気付けばずいぶん日が長くなり気温も上がってきました。この冬は積雪の回数が少なく、積雪量も昨シーズンの令和3年12月末の大雪ほどのことにはならず、学校では大きな被害もありませんでした。今シーズンはもう積雪の可能性は低いでしょう。活躍してくれた除雪機なども来シーズンまで長い休みに入ってもらいます。近いうちに玄関周辺を片づけ、春モードにチェンジします。


今年度最後の保護者参観日でした。5時間目の授業を公開し、その後、PTAと部活動後援会の決算総会を行いました。ご参加いただいた皆さん、お忙しい中、またコロナ対策の換気で寒い中、ありがとうございました。PTA関係の決算総会の開催は規約に位置付けられているものの、新型コロナウイルス感染拡大によって、開校した年の令和元年度(令和2年2月)は前日夜に中止決定の連絡を流し、令和2年度、3年度は書面審議としましたので、今回が開校以来初めての集会形式での開催となります。事業報告、決算報告、新役員の承認等がありました。また、令和5年度から新たに保護者の中から顧問を置き、鳥取県PTA協議会や東伯郡中学校PTA連合会の役員を務めることも決まりました。授業参観では1年生が郷土芸能学習の発表会を行いました。2、3年生は通常の授業公開でしたが、3年生の授業では問題演習に取り組んでいる授業もあり、この時期の授業公開の難しさを感じました。


生徒会専門委員会の一つ学習委員会では、質の高い学習の実現をめざして授業に向かう姿勢づくりのために2分前着席の徹底に取り組んでいます。
職員室前の生徒会掲示板では、「1月の反省点をわかったうえでクラス全員が2分前着席ができるように、クラスで取り組みを2こ以上考える」という目標が示されています。委員会で決めた対策に従ってもらうのではなく、クラスの実態に応じた対策をそのクラス自ら考えるように求めています。クラスの自主性を大切にしているのですが、実は結構厳しい呼びかけかもしれません。各クラスには対策を工夫しながら、1週間のうち20以上の授業での2分前着席達成という結果を出すための努力が求められています。いずれにしても学ぶことは生徒の大切な権利です。自分たちのためになることは全員でやり切りましょう。


3年生の教室が並ぶ3階廊下に、『「贈る言葉」ガチャ』が登場しました。卒業間近に迫った3年生に大切にしてほしい言葉がたくさん入っています。世の中には多くの言葉があふれ、今も新しい言葉が生み出されています。私たちはそのほんの一部を使って生活しているのかもしれません。できることなら幸せにつながる素敵な言葉を使っていきたいものです。言葉に込められた意味も含めて、ガチャで出会った言葉をじっくり味わってください。

学級委員のメッセージボードもカウントダウンが進んでいます。3年生だけでなく、みなさんがこの貴重な1日1日を充実させてください。

今日と明日の2日間が1、2年生の期末テストです。午前中に4教科のテストを終えて帰宅し、午後は明日のテストに向けて自宅学習をしました。午後は1、2階の通常学級の教室は生徒の姿がなく静まり返っていました。3年生は卒業式が近く、早く成績を出さなければならないため、先週のうちに期末テストを終えています。そのため今日の午後は3年生だけ授業でした。
1、2年生が午前中で下校するとなると3年生も帰りたくなってそわそわするのではと思いましたが、そこはさすがに3年生、午後もきちんと授業をしていました。「残り少ない中学校生活だから、少しでも学校に居たい」との声も聞かれました。県立高校の一般入試に挑む生徒には午後に公開された志願者数、競争率が気になるところでしょう。それぞれやるべきことには違いがありますが、全員が今、目の前のことに全力で取り組む姿勢を大切にしてほしいと思います。
以前の記述で、音楽の授業で楽器を使用した後に各自で消毒していることを紹介しましたが、音楽室はもちろん各教室の入り口、玄関、廊下のあちこちに手指消毒のボトルを置いて、いつでも消毒できるようにしています。現在設置している手指消毒液のボトルは、もともと中身に皮膚を保護するための成分が含まれているものでした。しかしその分ウイルス消毒の力は弱いとのことで、二学期のクラスター発生後、県の指導によりボトルの中身をより濃度の高いアルコール液に替えて使用しています。
新型コロナの5類への引き下げを前にマスク着用について話題になっていますが、本校でも無症状の陽性者も度々確認されていて、もしマスクを外していれば鼻や口周りを触った手には多くのウイルスが付着していることが考えられます。これまで以上に頻繁に手指の消毒をすることが大切になりそうです。
