学園トピックス

5年生の理科

2021年4月28日 13時43分

小学校では担任の先生が授業をする「学級担任制」が主流ですが、来年度からは一部の教科で、中学校のように専門の先生が教える「教科担任制」が導入されることが進められています。小中一貫校の若桜学園では、すでに一部の教科でこの「教科担任制」を実施しています。たとえば、5年生の理科は、中学校の理科の先生が担当しています。

中学校の理科の先生が小学生を教えると、いろいろいいことがあります。
・中学校の理科の授業につながる学習ができる。
・より専門的な深い理解につながる。
・中学生になったときに、急に難しくなったというように困ることがない。
・先生が、授業前や後に時間が取れるので、実験をたくさんすることができる。
・担任の先生が、理科の時間に学級事務をすることができる。
・理科の授業の様子を、担任の先生も見ることができる。
・先生が、小学校で教えた学習の続きを、中学生になったときに教えることができる。
教科担任制の利点と、小中一貫校の利点を合わせると、児童・生徒が学ぶ環境としては、たくさんのいいことがあるように思います。