二学期末テスト第1日目です!
2019年11月26日 11時18分 今日・明日の二日間にかけて第二学期の期末テストを行っています。
1校時の各教室をのぞいてみました。どの学年のどの学級の生徒も、本当に一生懸命にテストに取り組んでいました。
中でも、3年生の一生懸命さは、当然ながら抜群です。3年生にとっては中学校生活最後の定期テスト、そして年明けに迫った高校受験の際に合否判定の材料となる「調査書」の中の「学習成績の記録(内申点)」に反映される大切なテストになるからです。
「内申点に関係するけぇ、頑張りんさいよ!」・・・
生徒を頑張らせるために、普通は教員はこんな檄を飛ばすのだと思います。
しかし、テスト前日となる昨日、授業中の3年生の教室では、3年担任の教員が次のようなことを語っていました。
「明日のテストは、中学校生活最後の定期テストになります。この後もまだまだ実力テストはあるけれど、それは市販のテストを使います。先生達が問題を作るテストはこれが最後です。これまで3年間お世話になった先生への感謝の気持ちを込めて、一生懸命にテストに取り組んで欲しいです!。」
先生への感謝の気持ちを持ってテストに向かう・・・。
八頭中学校では、「意気に感じて!」ということを大切にしています。生徒を意気に感じてテストに向かわせるための動機付けとしては、「志望校に合格するために!」ということは当然ですが、それにプラスして昨日の3年生の教室では「先生に感謝の気持ちを表すために!」ということが語られていました。
たった1枚の解答用紙ですが、生徒の一生懸命の努力は、手に取るように伝わってきます。そしてそんな一枚一枚の解答用紙に生徒の姿を重ねて一喜一憂するのが我々教員です。きっとテスト終了後、採点をしながら「よう頑張ってくれとるなぁ~!」と、嬉しい気持ちで一杯になる教員がたくさんいることでしょう。
今の八頭中学校の生徒たちの学力は比較的高いです。高い学力が保てている要因には、教員のこのような「語り」と、それに応えようとする生徒の姿・「心意気」があるのだと思わずにはいられない期末テスト初日の風景です。
※3年生がテストに向かう様子を紹介します