毎月19日は「食育の日」です。食育の日には早いですが、今日は旬の食材を使った同じ給食が、こども園から中学校までの給食に出ます。「きゅうり」は、およそ1500年前に日本に伝わりましたが、苦い味がきらわれて、あまり食べられませんでした。江戸時代の終わりに、歯ごたえや味がよいものが作られ、人気となりました。
なすは、夏から秋にかけて旬をむかえる野菜です。インドで生まれたと考えられていて、日本には、中国を通って伝わったと言われています。なすには、水分がとても多いので、体を冷ます働きがあるとされています。
7月11日(金)
夏にとれる「夏野菜」をたくさん使った「夏野菜カレー」が出ています。夏野菜には、色があざやかなものが多いですが、この色には、夏の強い日差しから、私たちの体を守る力があります。しっかり食べて、暑い季節を乗り切りましょう。
ここでクイズです。
夏野菜は、どの部分を食べている野菜が多いでしょう?
①葉 ②実 ③根
答えは、②実です。実の部分には水分も多いので、夏野菜には水分補給にも役立ちます。
7月10日(木)
「ゴーヤチャンプルー」は、沖縄県の郷土料理として有名です。沖縄県では、ゴーヤがよく食べられていて、日本で作られているゴーヤのおよそ4割が作られています。苦味があるので苦手な人も多い野菜ですが、この苦味が体に良い効果があります。
ここでクイズです。
「チャンプルー」とは、どんな意味の料理でしょう?
①細かくする ②炒める ③ごちゃ混ぜにする
答えは、③ごちゃ混ぜにするです。いろんな食材を一つのなべの中で混ぜて作る料理が「チャンプルー」だそうです。
7月9日(水)
「イワシ」は、日本で一番多く水揚げされている魚です。鳥取県でも多く水揚げされていて、全国4位の水揚量があります。また、煮干にして、だしを取るのに使われたり、イワシ団子などの郷土料理としても食べられています。
ここでクイズです。
鳥取県で一番多くとれるイワシは、どれでしょう?
①マイワシ ②ウルメイワシ ③カタクチイワシ
答えは、①マイワシです。令和6年のイワシの水揚量51,400トンの内、マイワシが51,100トンでした。
7月8日(火)
よくかんで食べることができるよう、かみごたえのある食べものを多く使った「かみかみこん立」です。「切干大根」は、大根を切った後に干して作る保存食です。日本では、寒いところを中心に、昔から作られていました。干すことによって水分が減り、かみごたえのある食感になります。
ここでクイズです。
日本で切干大根の生産量が最も多いのは、どこでしょう?
①北海道 ②千葉県 ③宮崎県
答えは、③宮崎県です。宮崎県では、日本で作られている切干大根のおよそ9割が作られているそうです。
7月7日(月)
「七夕そうめん汁」は「そうめん」とオクラを使って、天の川を表しています。今、伝わっている七夕の行事は、元々、日本にあった着物を作る行事と、中国から伝わった、おり姫と彦星の伝説が合わさってできたものと言われています。
ここでクイズです。
七夕の行事食としてたべられているのもは、どれでしょう?
①オクラ ②そうめん ③たけのこ
答えは、②そうめんです。昔の中国で食べられていた麦のおかしが日本に伝わり、その後、そうめんに変わったと言われています。
7月4日(金)
「ミネストローネ」はイタリア生まれの、野菜たっぷりでさっぱりしたスープです。実は「ミネストローネ」という名前には「盛りだくさんの料理」という意味があります。夏野菜のトマトやズッキーニなどを使えば、暑い季節にぴったりの一品にもなります。冷やして食べるアレンジもできるので、夏休みの食事にもおすすめです。
ここでクイズです。
「ミネストローネ」によく使われている野菜は、どれでしょう?
①キャベツ ②トマト ③ブロッコリー
答えは、②トマトです。スープの赤い色は、トマトの色です。イタリアでは、生のトマトだけでなく、缶詰のものも使われることがあります。
7月3日(木)
「ナムル」は、朝鮮半島で食べられている料理の一つです。野菜や山菜などをゆでた後、調味料とごま油で味付けをして作られています。韓国では、おかずとして欠かせない料理のなので、たくさん作っておいて、何種類も冷蔵庫で保存しておくそうです。
ここでクイズです。
「ナムル」には、料理以外の意味として、どんなものがあるでしょう?
①おかず ②食事 ③野菜や山菜
答えは、③野菜や山菜です。ナムルは元々、人が食べることができる草、という意味の言葉だったそうです。
7月2日(水)
「焼きカレイ」には「エテカレイ」が使われています。エテカレイは、日本海で生活しているカレイの仲間で、両目が片側に寄っています。海の底に身をひそめて生活していて、とても”かくれ上手”な魚です。干物にすると甘みが増して、さらにおいしくなります。
ここでクイズです。
「エテカレイ」の正式な名前は、何でしょう?
①アカガレイ ②カラスガレイ ③ソウハチガレイ
答えは、③ソウハチガレイです。地域によって様々な呼び方があり、山陰地方から滋賀県辺りまでは、エテカレイと呼んでいます。
7月1日(火)
「スタミナ納豆」は、鳥取県の学校給食から生まれた料理です。今から30年くらい前に、苦手な子が多い納豆をすこしでも食べやすくしようと考えられました。納豆は、昔から日本で食べられていて、心臓の病気を防いだり、骨をじょうぶにしたりする力があるので、健康のためにも良い食べ物です。
ここでクイズです。
「納豆」を作るのに必要なのは、何菌でしょう?
①納豆菌 ②乳酸菌 ③麹菌
答えは、①納豆菌です。蒸した大豆の納豆菌を付けて、発酵させたものが納豆です。