鳥取県の食べ物や県西部の郷土料理が多く出ています。鳥取県は境港を中心に水産業が盛んで、「あご」と呼ばれているトビウオは、昔からちくわなどにしてよく食べられています。「いただき」は、弓浜半島に昔から伝わる郷土料理で、お米や小さく切った野菜を油揚げにつめて、だしと調味料で炊いて作るのが特徴です。
日南町で作られた食材や郷土料理などが多く出ています。「しょうけごはん」は炊き込みごはんのことで、昔からそれぞれの地域や家庭で伝わっています。「呉汁」も昔から食べられている郷土料理です。また「大風呂敷」には、大風呂敷ができてからずっと、日南町のもち米が使われています。
9月8日(月)
今日の給食には、日南町産の野菜がたくさん使われています。日南町では、トマトがたくさん作られていて、トマトの加工品もさまざまなものが作られています。また、ピーマンもたくさん作られています。日南町では、昼と夜の気温の差が大きいことを生かして、甘くておいしい野菜が作られています。
ここでクイズです。
日南町で、トマトは、いつから作られるようになったでしょう?
①大正13年 ②昭和46年 ③平成元年
答えは、②昭和46年です。日南町でトマトを作り始めてから50年以上になりました。
9月5日(金)
明日は、中学校の体育祭です。中学生が力を出し切れるように、体のつかれをとるのに役立つ食べ物を多く使った給食になっています。「ぶた肉のスタミナ焼き」に使われている「にんにく」や、「にら」には、ぶた肉などに多くふくまれている「ビタミンB1」のはたらきを助けて、つかれをとるのに役立つ成分が多くふくまれています。
ここでクイズです。
「にんにく」や「にら」のように、体のつかれをとるのに役立つ食べ物は、他にどんなものがあるでしょう?
①しょうが ②パセリ ③たまねぎ
答えは、③たまねぎです。にんにく、にら、たまねぎなどに多くふくまれる「アリシン」が、つかれをとるのに役立ちます。
9月4日(木)
「モロヘイヤ」は、とても暑い国で生まれた野菜です。日本では、夏によく育ちます。ねばねばが特徴の野菜で、このねばねばは、おなかの調子をととのえるのに役立ちます。エジプトの昔話では、王様の病気を治した、という話があるほど、体に良い野菜です。
ここでクイズです。
「モロヘイヤ」の名前は、どんな意味の言葉がもとになっているでしょう?
①葉 ②病気 ③王様
答えは、③王様です。「王様のもの」という意味のアラビア語が、名前のもとになっているそうです。
9月3日(水)
「スタミナ納豆」は、鳥取県の学校給食から生まれた料理です。今から30年くらい前に、苦手な子が多い納豆をすこしでも食べやすくしようと考えられました。倉吉市など県中部の学校給食で出されていましたが、評判がよかったため、鳥取県全体に広まっていきました。今では、各地域で少しずつ味付けや材料にちがいが見られます。
ここでクイズです。
県中部で食べられている「スタミナ納豆」のかくし味として、使われているのは何でしょう?
①とうがらし ②タバスコ ③トウバンジャン
答えは、②タバスコです。元々のレシピではタバスコが使われています。西部の学校給食では、トウバンジャンが使われています。
9月2日(火)
「ゆかりごはん」や、「ゆかりあえ」には、梅ぼしを作る時に使われる「赤じそ」の乾燥させたものが使われています。梅としそをいっしょに漬けると、梅ぼしにきれいな赤色が付きます。しそは夏にとれて、夏の間に梅を漬けるのに使われています。
ここでクイズです。
梅としそをいっしょに漬けると赤い色が付くのは、しその色と何との反応によるものでしょう?
①塩 ②太陽の光 ③梅の酸味
答えは、③梅の酸味です。しそのむらさき色のもとは、酸っぱいものといっしょになると、あざやかな赤色になります。
9月1日(月)
「サバ」は、日本で昔からよく食べられてきた魚の一つです。焼いたり、煮たり、酢でしめたり、と、さまざまな食べ方があります。海外でも、サバは人気のある魚の一つで、トルコのサバサンドなど、有名なサバ料理もあります。
ここでクイズです。
鳥取県で生まれた、養殖サバのブランドは、何と言うでしょう?
①関サバ ②お嬢サバ ③どんちっちサバ
答えは、②お嬢サバです。特別な育て方をしてあるので、さしみでも食べることができるサバとして、有名です。
8月29日(金)
「そうめんかぼちゃ」は、ゆでると、実がまるで、そうめんのようにほぐれていきます。その様子から名前が付けられたそうです。地域によっては、そうめんのように、つゆにつけて食べるところもあります。
ここでクイズです。
「そうめんかぼちゃ」には、他にどんな名前があるでしょう?
①そばかぼちゃ ②ラーメン瓜 ③金糸瓜
答えは、③金糸瓜です。実が黄色の糸のようにほぐれることから。金糸瓜と呼ばれています。ちなみに、金糸瓜が正式な名前だそうです。
8月28日(木)
「かぼちゃ」は、夏にとれる野菜ですが、すこし日にちをおいた方が甘くておいしくなります。とれたかぼちゃは、風通しのよい日かげに1ヵ月くらいおいて、ヘタがかわいてコルクのようになると、食べごろになります。また、かぼちゃが長持ちするようにもなります。
ここでクイズです。
かぼちゃを長く保存できるように、ヘタをかわかして置いておくことを何というでしょう?
①キュアリング ②あくぬき ③ブランチング
答えは、①キュアリングです。かぼちゃは、キュアリングすることで、長く保存できるだけでなく、甘くて、おいしくなります。
8月27日(水)
夏にとれる「夏野菜」をたくさん使った「夏野菜カレー」が出ています。夏野菜には、色があざやかなものが多いですが、この色には、夏の強い日差しから、私たちの体を守る力があります。しっかり食べて、暑い季節を乗り切りましょう。
ここでクイズです。
夏野菜は、どの部分を食べている野菜が多いでしょう?
①葉 ②実 ③根
答えは、②実です。実の部分には水分も多いので、夏野菜は水分補給にも役立ちます。