「かみかみこん立て」です。よくかんで食べましょう。「ごぼう」は、これから旬を迎える野菜です。日本より北にある寒いところで生まれたと考えられています。主に、根の部分を食べるので、食物繊維が多く、かみごたえがあります。
「読書週間」が始まります。読書週間中の給食には、図書委員が選んだ絵本や物語に登場する料理が出ます。「夜空のスターチャウダー」に出てくるチャウダーが、給食風の再現されたものと、1年生の国語の教科書に出てくる「りっちゃんのサラダ」です。楽しんで食べましょう。
10月24日(金)
「ハヤシライス」は、明治時代に日本で生まれた料理です。明治時代に日本に伝わった西洋の料理を元にして生まれたとも、明治時代に入って牛肉を食べるようになったから生まれたとも、考えられています。ハヤシライスという名前は、ハヤシライスを考えた人の名前から来ているそうです。
ここでクイズです。
元祖ハヤシライスの一つを今でも作っている「丸善」は、何屋さんでしょう?
①和食屋 ②八百屋 ③本屋
答えは、③本屋です。丸善書店を作った早矢仕有的さんが考えたという話から、丸善書店ではハヤシライスを食べることができます。
10月23日(木)
「白あえ」は、豆腐など白い食べ物を使って作る日本の料理です。白あえは、お寺で出される精進料理や、各地の行事食や郷土料理としても食べられています。江戸時代に豆腐が家庭の料理に使われるようになったので、そのころに白あえも食べられるようになったようです。
ここでクイズです。
「豆腐」から作られるものは、どれでしょう?
①湯葉 ②みそ ③がんもどき
答えは、③がんもどきです。がんもどきは、くずした豆腐に具材を混ぜ、油で揚げて作ります。湯葉は豆乳、みそは大豆から作られます。
10月22日(水)
7月の七夕に、短冊に書かれていた料理の中から選ばれたものが、給食に出ています。楽しんで食べましょう。「ラーメン」は、江戸時代から明治の初めにかけて、中国から伝わっためん料理が、日本の食文化と合わさって生まれた料理です。
ここでクイズです。
世界初のインスタントラーメンは、どれでしょう?
①ベビースター ②カップラーメン ③チキンラーメン
答えは、③チキンラーメンです。日清食品が作ったチキンラーメンが、世界で初めて作られたインスタントラーメンだと言われています。
10月21日(火)
「あきのこスープ」は、「秋」にとれるようになる「きのこ」を使ったスープです。きのこは、世界各地で昔から食べられていて、日本でも4000年くらい前には食べていたそうです。日本には6000から8000種類ものきのこがあると言われていて、その内の100種類くらいが食べられているそうです。
ここでクイズです。
日本の歴史に関わるものに、一番多く出てくるきのこは、どれでしょう?
①しいたけ ②しめじ ③まつたけ
答えは、③まつたけです。日本の古文書や和歌集に一番多く出てくるきのこが「まつたけ」です。
10月20日(月)
「さつま汁」は、鹿児島県の郷土料理です。さつま汁は、とり肉とたくさんの野菜を使って作る、みそ味のごった煮のような料理です。鹿児島県では、昔からにわとりを多く育てていたので、にわとりを使った料理が多くありますが、さつま汁もその一つです。
ここでクイズです。
「さつま汁」に欠かせない食べ物は、どれでしょう?
①さつまいも ②とり肉 ③ごぼう
答えは、②とり肉です。元々は、薩摩鶏という、闘鶏のために育てられていたにわとりを使って作っていたそうです。
10月16日(木)
「麻婆豆腐」は、中華人民共和国の西側にある四川省の料理です。とうがらしを使ってピリ辛の味つけにしたひき肉と、豆腐を合わせて作ります。とても辛い料理なので、日本では甘めに味つけしたものが食べられています。それは、日本に四川料理を広めた料理人さんが、日本人の口に合うように考えられてからだそうです。
ここでクイズです。
麻婆豆腐と同じ、四川省で生まれた料理は、どれでしょう?
①ぎょうざ ②酢ぶた ③チンジャオロースー
答えは、③チンジャオロースーです。四川料理は、ピリ辛の味つけが特徴です。
10月15日(水)
秋の旬の食べ物をたくさん使った、「秋の香りごはん」が出ています。さつまいもや、しめじ、しいたけが入っていて、秋を感じることができる料理です。しめじや、しいたけなど、きのこの仲間は、これから様々なものがとれるようになります。他のきのこはどんなものがあるか、探してみましょう。
ここでクイズです。
「きのこ」の仲間は、どれでしょう?
①たけのこ ②むかご ③きくらげ
答えは、③きくらげです。「くらげ」のような食感があるので、「きくらげ」と名付けられていますが、きのこの仲間です。
10月14日(火)
「イワシ」は、昔から日本でよく食べられてきた魚で、かつては日本でとれる魚の半分以上がイワシだったこともあるそうです。鳥取県でも、イワシは昔から親しまれ、イワシを使った郷土料理もあります。また、イワシは加工して使われることも多く、ちりめんじゃこや煮干の材料にもなっています。
ここでクイズです。
「イワシ」を漢字で書くと、魚へんのとなりにくる字は、何でしょう?
①岩 ②弱 ③泡
答えは、②弱です。うろこが取れやすく、身が傷みやすいことから「弱し」と呼ばれていたものが「イワシ」になったと言われています。
10月9日(木)
「さつまいも」は、南アメリカで、3000年くらい前から食べられていました。日本にやってきたのは、今からおよそ400年ほど前で、中国にあった明や清から、今の沖縄県にあった琉球を通って伝わりました。その後、薩摩藩でたくさん作られるようになり、「さつまいも」という呼び名が広まったそうです。
ここでクイズです。
さつまいもは元々、何と呼ばれていたでしょう?
①ばれいしょ ②かんしょ ③りゅうきゅういも
答えは、②かんしょです。かんしょは、昔の中国で使われていた、あまいいもという意味の言葉です。