PTA会長あいさつ

 新緑の候、緑がまぶしく、吹く風も爽やかに感じる季節になりました。鳥取緑風高校の名前にもぴったり、木々に芽生える若葉のような新入生を迎え、在校生の皆さんにとっても、また新しい枝葉を伸ばす新年度。一人一人が充実した毎日を送っていることと思います。

 新型コロナウイルスにおいても、3月13日の厚生労働省により、マスク着用が義務から個人の判断に委ねられ、5月8日にはコロナウイルスの位置づけがインフルエンザと同じ5類の扱いとなり、長かったコロナ禍での生活にもようやく終息を迎えられそうです。とはいえ、マスクが必需品となっていたこともあり、いざマスクを外して出掛けようとしても、マスクをしていないことに違和感を覚えてしまうのはきっと私だけではないのではないでしょうか。コロナ禍になる前は「あたりまえ」だったことを、あたりまえではなく「違和感」に覚えてしまったり「不安」に思ったりすることがこの一年はたくさんあると思います。

 鳥取緑風高校PTAは多くの活動を、コロナ前と同じように行っていきたいとは思っていますが、コロナ前を思い返しながら今の現状とも十分に照らし合わせながら、一つ一つ充実したものになるよう、また生徒の皆さん、ご家族の皆さんが「あたりまえ」を「当たり前」として感じられる学校生活が送れるよう、先生方と手と手をとりあい頑張っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

令和5年4月

鳥取県立鳥取緑風高等学校

PTA会長 西尾あい