令和5年度 学校経営の構想

R5 学校経営の構想 最終

学校経営理念

  学校経営の理念 
              
1 経営理念
   人類すべてに共通する原理原則に従う「人間として正しいことを正しいままに貫く」
原理原則、すなわち、嘘をついてはいけない、人に迷惑をかけてはいけない、正直であれ、自分のことばかり考えてはならない、人に親切にする等、単純な規範を守る、一般に広く浸透している根本の道徳や倫理に反していないかを常に問い、それを判断基準とすること。
先生方にも、人生哲学(理念、人生観、考え方)を持って子ども達に語れる教師になってほしい。
教育の目的は「人格の完成」とされている。人格とは、人間が生涯をかけて磨き、高め、獲得していくものであるとするならば、日々、「心を磨き、高める」ことが生きる目的と言っても過言ではない。私たち教員が高潔な生き方、人間を目指すことが、日々の教育に投影され、子ども達に影響を与えると考える。

2 「凡事徹底」、「一生懸命」・・はその具体策
凡事徹底
「当たり前のことを当たり前にやる」、すなわち日常的な当たり前のこと(あいさつ・整頓・掃除・時間や提出物の期限を守る)を瑣末なこととせず、生活の基本としてきちんとやりきらせる指導を行ってきた。将来自立した社会人となるための基礎となる基本的生活習慣の確立や規範意識の高揚を図り、そのことが基礎学力の向上にも繋がるという考えである。今後は、この凡事徹底が、「人間として正しいことを正しいままに貫く」という態度に発展していくものであるということを視野に入れて指導されたい。自ら進んで、今できていない当り前のことをできるように意味づけをしてやってほしい。
一生懸命
   「何事にも力の出し惜しみをせず、全力で取り組む」ことを、全校生徒で行ってきた。学校行事や日々の授業、部活動等で生徒は一生懸命な姿を見せ、達成感や連帯感を高めた。目前のことに脇目もふらずに一生懸命に打ちこむこと、地道な努力が人を磨き人間性を高めるものである。

3 経営理念キーワード
  ①原理原則に従って子どもを育てる                       
  ②利他の心(自分のことより他の人のことを第一に考える)で教育を見直してみる
 ③有意注意(目的を持って意識や神経を対象に集中させる) 
 ④大胆な発想と細心の計画・準備 
⑤自分の可能性を信じあきらめずにやり通す

4 新学習指導要領実施に向けて
   カリキュラムマネジメントの発想・・全教職員で教育課程を考える・繋ぐ
   社会に開かれた教育課程の実現・・社会や地域と教育の目的を共有する より良い教育課程を通じてより良い社会を創る
   資質・能力の育成・・学力の3要素を育てる授業・教育活動

5 働き方改革の実現・・教育の質の向上、業務改善