行事予定

お知らせ新着

2015年10月9日 16時34分

体育祭!

 絶好の好天に恵まれた10月8日(金)、鳥取工業高校体育祭を予定通り実施しました。

 長年、一度雨が降れば3日はぬかるむ水はけの悪さに苦しめられていた鳥工グラウンドですが、改良のための整備工事が先ごろ終わり、従来なら心配された数日前の雨の影響も全くなく、最高のコンディションで思い切り競技ができます。

午前9時、そのグラウンドに整然と集合し、いよいよ開会です。
準備体操の後、100m走を皮切りに、競技が始まります。

鳥工の体育祭の特徴は、なんといっても「科別対抗」。1~3年生が縦割りで先輩、後輩の別なく協力し、他の科と競う競技がたくさんあります。各科の旗を打ち振っての応援にも力が入り、それに応えて歯を食いしばって走り、綱を引きます。






また、各部対抗リレー(パフォーマンスの部)では、仮装した各部の走者に混ざり、これもまた鳥工ならではの「エコデンカー(技術研究部製作の電気自動車)」がその力強い走りを披露し、喝采を浴びます。


午後の最初の演技は科別のパフォーマンス。機械科が伝統の「ダルマ踊り」を披露すれば、電気科はこれも伝統の「電気科の歌」を全員で歌います。先輩方、古き良き鳥工、しっかりと受け継がれていますよ!


そして3年生による、クラス対抗の全員リレー。この日のためにクラスでそろえてデザインしたシャツに身を包んだメンバーが、一丸となり声援を掛け合って全力で駆けます。


多くの保護者の方、中学校の校長先生をはじめとする来賓のみなさんの応援を受け、大いに盛り上がった体育祭を終えることができました。

お知らせ

職業別ガイダンス実施

2015年11月13日 20時22分

平成27年11月13日(金)

3年生の就職がほぼ決まり、いよいよ2年生が進路選択を具体的に考える時期となりました。
本日、就職・進学の現状と対策についてハローワーク鳥取と昭栄広報から講師を招きお話を伺いました。

また、その後は二つの分野を選択してそれぞれの職業の話を伺いました。
今年は地元企業からも講師を招き、鳥取でのそれぞれの産業分野の現状や工業高校生に望むことを伺いました。

今後とも、地元の企業のみなさんと連携しながら地元を支える人財育成にも力を入れていきます。
地元企業
進学においても、今年は4年制大学を希望する生徒とその保護者のみなさんを対象に、大学受験に対し特に意識して欲しいことを考えてもらう時間をとり、進学意識を高めました。

今回のガイダンスから学んだことを踏まえて、秋季進路希望調査を実施します。
生徒のみなさんは1年後の笑顔を想像しながら、進路選択について家族でしっかりと考えていきましょう。
上級学校

平成27年度、第2回学力向上研修会

2015年11月4日 17時22分

10月30日(金)、「一斉学習からの転換を図るため、学習理論(アクティブ・ラーニング)を取り入れた指導法を参観し、生徒が主体的に学習に参加する授業の研究を行う」ことを主題として、表記の職員研修会を開催しました。


まず5時限目に4クラスで研究授業を実施。
○理数工学科3年「理数数学Ⅱ」
○機械科1年「機械設計」
○制御・情報科1年「情報技術基礎」
○建築科1年「建築計画」




研究授業の中では、本年度導入されたipadを駆使して、生徒がまとめたプリントをすぐにディスプレイに拡大表示して全体で情報を共有するなど、ICT機器を活用する場面が見られました。


続いて実施クラス別(科別)に分かれて、授業改善の視点での分科会を開き、授業内容の良かった点、生徒の反応、更なる改善への提案などの協議を行い活発な意見交換を行いました。
その際には、研究授業終了直後に生徒が発した「疲れたぁ~」という言葉に象徴される、考え、議論することにエネルギーを費やした様子こそがアクティブさの表れだとの評価も聞かれました。


最後は全体会。まず、昨年度に引き続きこの学力向上研修でお世話になっている静岡大学・大島純教授と、岡山大学・大﨑理乃助教に、研究授業のご講評をいただきました。


科目の特性に合わせて、学びの「アクティブさ」を引き出すためになされた工夫に対する評価や、生徒に「自分ならどうするだろう?」という当事者意識を持たせるための「問題駆動型シナリオ」の有効性についての解説など、新たな授業構築に向かい先生方のモチベーションが高まる貴重なお話をされました。


さらに全体会の後半は、「専門高校とアクティブラーニング」というテーマを設定し、
大﨑理乃助教と、本校中林教諭(制御・情報科)、小林教諭(英語科)の3名のパネリストで、
大島純教授のコーディネートのもと、パネルディスカッションを行いました。


「実習と座学」で構成される工業の専門教科独特の授業スタイルにおけるアクティブラーニングの導入についての考え方や、知識教授型授業と問題解決型授業との組合せに緩急をつける工夫の必要性、また、英語も聞く・読む・書く・話すなどの基礎訓練の繰り返しを要するある種の「実技科目」であるという見方など、それぞれの視点による提言を元に、視聴する職員も各々が深く考えさせられるものとなりました。


さらに今回、和歌山県と岡山県の専門高校から視察に訪問された3名の先生方に、一連の研修に参加いただき、本校の取り組みを体験していただきました。


昨年から数えて4回目となる今回の学力向上研修会は、新たに「専門高校での」という視点に重きを置いたことで、鳥工でのアクティブラーニング導入に向けての知見を広げた意義深い研修会になりました。