行事予定

お知らせ新着

2016年2月17日 17時37分

鳥工課題研究発表会 1

2月15日(月)、鳥取工業高校課題研究発表会を開催しました。

科毎の発表会で各科の代表に選ばれた6グループ(5科のうち建設工学科は、「都市環境類型」と「建築類型」それぞれから選出)が、全校生徒・保護者・企業の方々を前に市民会館のホールで研究の成果をプレゼンテーションを行います。


小宮山校長先生は開会のあいさつで、「熱心に研究・作業をしていた姿を見ていた。素晴らしい成果が上がっているが、まだ少しプレゼンテーション力に弱点があると思われる。今回の発表でその力を研いてほしい。」と話されました。


最初は機械科:「ホバークラフトの制作」

高まるエンジン音とともに、生徒を乗せた小型ホバークラフトが舞台を横切り、発表の開始です。


以前の先輩が残されていた機体を元に、新しい工夫を盛り込み改良を加え制作しました。
今後の課題は、より確実に浮上させるための機構のパワーアップと、推進のための機能の追加です。


次は制御・情報科:「PCを用いたロボット制御」

無人カートを、「アルデュイーノ」と呼ばれるマイコン基盤に組み込んだプログラムで制御する仕組みを構築する研究です。


今世の中には、家電製品等のマイコンで制御された便利な機器が使われています。
その制御の”カタチ”をwinPCとマイコンを使い、カートの制御という姿で表現しました。


電気科は:「鳥工版デュアルシステム」と
「3・4路位置表示灯点滅回路の制作」

「デュアルシステム」とは、学び(学校での座学等)と働くこと(企業での実習)を並行して行うことで職業人としての資質を高める取り組みのことをいいます。
電気科では、2社の企業にお世話になり、リスク回避のための危険予知トレーニングや作業者同士のコミュニケーションの実際をとおして、多くのことを学びました。


同じグループが年度の後半、ものづくり研究として取り組んだのが「3・4路位置表示灯点滅回路の制作」です。
家庭内に見られる、複数のスイッチで一つの明かりの点灯・消灯ができ、また消灯時にスイッチそのものが光ってその所在を知らせるという仕組みの配線を制作しました。
実践的な配線の制作は、将来の仕事ですぐに生かすことのできるものです。


後半は明日の記事で紹介します。

お知らせ

企業説明会と企業見学会の実施

2016年3月23日 10時16分

3年生が卒業し、在校生は新学年まであと数日となりました。
進路選択への意識を高めて新しい学年を迎えるためにも、
1年生では 校内での企業説明会
2年生では 鳥取市内の企業見学会
を実施しました。


●1年生 企業説明会

主催 ハローワーク主催
講師 機械科    鳥取メカシステム 様
   制御・情報科 ジャパンディスプレイ 様
   電気科    山口電業 様
   建設工学科  吉田建設 様
   ※理数工学科の生徒は、各自の進路希望に応じて
    工業学科各科に別れて参加
講演内容
・企業概要、業務内容、製品、企業の魅力
・高校生が入社した場合の主な仕事内容やキャリアパス
・地域の産業や企業の特徴
・企業が求める人物像
・社会人になるにあたり高等学校在学中に取り組むべきこと
・働く意義等職業意識形成に資すること

講演後の生徒感想文からは、たくさんの気づきを得て、地元企業への就職意識が高まった様子が感じられました。
御来校いただきました各企業の担当者の皆様、企画していただきましたハローワーク様に感謝申し上げます。

●2年生 鳥取市企業見学会

主催   鳥取市
訪問企業 1班:正光 様、
                リコーインダストリアルソリューションズ 様、
                コクヨMVP 様
     2班:パイオニア精工 様、三洋製紙 様、ダイヘン産業機器 様
     3班:やまこう建設 様(鳥取西道路下阪本西改良工事現場)、
                大和建設 様(源吉兆庵建設現場)、正光 様
参加生徒 工業学科就職希望者

生徒は、半年後に就職試験を迎えることから、進路先を決定するための参考になったようです。
百聞は一見にしかずと言いますが、実際に現場を見ることで自分が想定していた働く環境へのイメージが変わったり、自分が働いている様子をイメージできたようでした。
受け入れていただきました各企業の皆様、企画していただきました鳥取市雇用促進協議会様に感謝申し上げます。


明るい環境の作業現場に工場のイメージが変わりました
(パイオニア精工株式会社 様)


業務内容と必要なスキルについてお話を伺いました
(三洋製紙株式会社 様)