行事予定

お知らせ新着

2021年3月8日 15時15分

令和2年度 紫友会入会式を行いました。

早春の候、皆様には益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。
日頃より本校同窓会活動にご理解ご協力いただき、厚くお礼申しあげます。
さて、年度末を迎え、今年も2月26日(金)に「令和2年度紫友会入会式」が開催されました。
3月1日に卒業する147名に対して、仲市紫友会会長をはじめ副会長の皆さんのご臨席の下、紫友会入会式が盛大に行われました。
式では、卒業生代表による入会宣言をはじめに仲市会長の御挨拶のあと、卒業生に記念品が贈呈されました。その後、紫友会規約の説明をさせていただき、卒業後も同窓生のつながりを大切にしていただくようお願いしました。
今年度から卒業生が4科で4クラスとなり、人数も少なくなりましたが、鳥工創立以来の卒業生累計も18、000人を超えるまでになり、80年余りの歴史の重さを感じているところです。
今年度の卒業生の進路は就職者100名と進学者47名でした。就職者は県内就職が多く、県外就職者は18名で京阪神や岡山、広島の企業となっています。
卒業生が就職する企業の先輩方にはお世話になりますが、よろしくお願いいたします。


― 入会式でご挨拶される仲市会長 ―

令和 3年 3月
鳥取工業高等学校紫友会
幹事長  藤原 宣善

お知らせ

鳥工課題研究発表会 2

2016年2月18日 09時00分

課題研究発表会後半です。


建設工学科・都市環境類型:「ものづくり(木工作品)を通してのボランティア活動」

鳥工祭の「鳥工テック(ものづくり体験コーナー)」で、来場の方に作っていただく木工作品を企画し、その試作を行い材料を準備した経過を紹介。
また、安全性を工夫した踏み台やデザインされたプランターを作成し、近隣の介護老人保健施設や保育園に寄贈するボランティア活動も行った成果も発表しました。


建設工学科・建築類型:「災害に強い家づくり」~命を守る家とは~

近年の大震災や、気象災害など、命の危険に結びつく災害の多発を受けて、
住む人の命を守ることのできる住宅の設計について研究しました。

磁力や風力を用いた免震構造の工夫や、津波の衝撃を受け流す家屋の形状、
地すべりの際倒壊しても安全空間を確保する家など、様々なアイディアに基づき、
多くの家屋模型を作製しました。


今後の課題は、免震性能の確認、強度計算などで根拠を示し、防災効果を確認することです。


最後は理数工学科:「光空間通信」

すでに世の中では、光ファイバーを用いた「光通信」や、赤外線を用いたリモコンなどが広く活用されていますが、今回の研究では汎用のLEDやLD(レーザー光を発振するLED)を用いた通常の空間を介す情報通信の可能性について探りました。


送信機・受信機ともに失敗を繰り返しながら作成しました。
実験では、LEDの色により受信距離に差がある事や、パイプ内を通したり、レーザー光を用いることで受信距離がそれまでの5倍前後に伸びることなどを確かめることが出来ました。


すべての発表が終わり、鳥取大学地域学部、土井耕作教授にご講評をお願いしました。

毎年、内容が良くなってきているとの評価をいただきました。しかし、手元のペーパーを読むのではなく、しっかり前を向いて話すことのできるようなプレゼン力をさらに磨いてほしいとのお言葉もありました。そして、なぜ研究するのか、その先にあるもの、研究の面白さ、より良いものをつくるため努力した点など、伝えたいことを聴く人に正確に伝えるための工夫を心がけて欲しいと結ばれました。


発表した生徒のみなさん、お疲れ様でした。
この成果を、卒業後の進路先でしっかりと活かして欲しいと願っています。