今日の給食は「防災献立」でした!
2020年1月17日 17時27分 今日は1月17日・・・。
今の中学生には分からないことですが、私たちにとっては忘れることのできない、あの阪神淡路大震災が発生した日です。平成7年(1995年)1月17日、朝の5時46分52秒のことでした。一瞬にして6,434名の尊い命を奪った震災から25周年にあたる今日、防災について考えるきっかけにしようと、今日の給食は「防災献立」でした。
何が防災献立かと言うと、主食のご飯として、八頭町が災害に備えて備蓄している「救給カレー」が出されたのです。このカレーは学校給食用非常食として備蓄されているもので、八頭町では災害時の非常食として、また、町学校給食調理場で給食の提供が出来ない事態が発生した時の代用食として備蓄されているものです。食物アレルギーのある生徒でも食べられるようにアレルギー特定原材料等27品目を使用せずに作られており、冷たいままでも美味しく食べられるようになっています。
今日提供されたものを見ると、賞味期限は2021年の8月になっているので、賞味期限が近づいたための提供ではないことが分かります。あくまでも「給食を通して防災について考えるため」です。
昨年は、冷たいままでの提供でしたが、今日はしっかりと温めたものが提供されました。同じ「救給カレー」でも冷たいのと温かいのでは、その美味しさは雲泥の差で、やはり温かい食事って有り難いなぁ~と、みんなで実感しながら美味しくいただくことができました。
この「救給カレー」を本来の目的で食べることがないよう、祈らずにはいられない「防災の日」となりました。