春の高校生マナーアップさわやか運動

2019年4月16日 10時00分

今日から、マナーアップが始まりました。
本校は、執行部及び日替わりで運動部、文化部の生徒たちが
東山公園駅と生徒玄関において
さわやかなあいさつと列車のマナーについて呼びかけを
行いました。






新入生への部紹介(オリエンテーション)

2019年4月10日 20時37分
学校行事

5、6限に文化部・運動部の上級生が初めて1年生と対面です。

米子南高校にはさまざまな部活動があります。
3年間、自分を成長させてくれる部活動にぜひ入部してください。








今日の部紹介
<運動部>           <文化部>
ボート部          調理部
陸上部           華道部
バレーボール部       放送部
ソフトボール部       家庭クラブ
ハンドボール部       茶道部
アーチェリー部       情報処理部
バスケットボール部     かるた部
卓球部           吹奏楽部
ソフトテニス部       美術部
弓道部           ESS部
              ワープロ部
              図書部

平成31年度 入学式

2019年4月8日 17時32分
学校行事

平成31年4月8日 135名の生徒が今日から米子南高校に入学しました。

勉強、部活動、学校行事etc
失敗を恐れず、変わることを恐れず「大胆な挑戦」をしていきましょう!





【永野校長 ~式辞全文~】
 咲きたい思いを抑え、入学式の日を待ち望んでいたグラウンド脇の桜が満開に咲き誇る本日、同窓会水陵会会長 門脇一郎 様をはじめ、御来賓並びに保護者の皆様の御臨席のもと、平成三十一年度鳥取県立米子南高等学校入学式を挙行できますことは、私ども教職員にとりまして大きな喜びであり、高い所からではありますが、厚く御礼申し上げます。
 ただ今、入学を許可しました百三十五名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。皆さんの入学を心から歓迎します。保護者の皆様におかれましても、お子様の御入学のお慶びはひとしおのことと存じます。本校を代表して心よりお祝い申し上げます。
 新入生の皆さんが本日から学ぶ米子南高校は、一九二七年に創立されて以来、幾多の校名変更や学科改編を経ながらも鳥取県西部圏域の発展とともに歩んできた、今年度九十二年目を迎える歴史と伝統ある専門高校です。現在、経済から経理、流通、情報まで幅広い商業分野について学ぶ商業学科ビジネス情報科と保育や被服、環境について学ぶ環境文化コース及び調理師免許取得を目指す調理コースの二つのコースを持つ家庭学科生活文化科を併置しており、人を創り心を育てる教育をとおして、社会人として必要な規範意識や人間関係力を身につけ、一般教養と専門的技能を持って、地域社会の発展に寄与できる人財の育成を目指しています。創立以来、地元産業界の発展を支える人財のみならず、県内外で活躍する有意な人財を数多く輩出してきたことは本校の誇りであり、伝統の賜です。
 今、ステージに本校の校章が掲げてあります。校舎の正面玄関の上とこの体育館入り口の上にもこの校章を見ることができます。現在の校章は、一九五三年三月に制定されたもので、そのモチーフは「蜜蜂」です。この「蜜蜂」が象徴するものは、『勤勉さ、友愛と協力、不屈の気迫と団結』です。これが米子南高校の精神です。この精神を受け継ぐ本校の生徒は、県内の高校生の中でも最も規範意識が高く、最も勤勉な生徒でなくてはなりません。またこのことを胸を張って誇れる生徒でなくてはなりません。新入生の皆さんには是非、本校の精神を受け継ぎ、真の米子南高生になって欲しいと願っています。
 さて、新入生の皆さんの高校生活が今日から始まります。米子南高校での生活をスタートさせる皆さんに校長として期待することをお話しします。日本は今、五月一日の新天皇即位に伴う新元号「令和」への改元を控え、まさに時代の変わり目にあります。改元という象徴的なものだけでなく、二〇二二年度から年次進行で実施される新学習指導要領への対応、少子高齢化による労働・生産人口の減少や人工知能(AI)の急速な進展など激しく変化する社会で生き抜くために必要な資質・能力を身に付けた人材の育成、そして高校入試での定員割れに対する対策が求められる今、米子南高校は、今までの教育内容を見直し、より充実させ、魅力ある本校独自の教育を展開していく必要があります。そのために、今年度の学校教育目標を「大胆な挑戦」と変更しました。この目標は、学校の目標であるだけでなく、本校の教職員・生徒の目標でもあります。
民法が改正され、二〇二二年四月から成年年齢が今までの二十歳から十八歳に引き下げられることになっています。皆さんは、この規定が適用され、高校を卒業した年の四月一日から全員が成年として扱われることになります。新しい元号に変わる年に高校生活をスタートさせる皆さんは、まさに新しい時代のフロントランナーと言えます。これからの予測不能の時代をフロントランナーとして生きていく皆さんに目指して欲しい姿が三つあります。まず「現状に満足することなく、大胆に行動する人」、次に「何かの模倣ではなく、オリジナルを追求する人」、そして「未知の世界への挑戦に、何より心躍らせる人」です。米子南高校には中学校時代にはなかった教科・科目の授業や検定試験などの学習活動だけでなく、部活動やボランティア活動、地域貢献活動など様々な活動の場があります。新入生の皆さんには、自分でも気づいていない能力やまだ開化していない沢山の能力があります。時代の変わり目である今、米子南高校に入学したことをチャンスと考え、今日からの三年間で何事にも大胆に挑戦して欲しいと思います。もちろん、うまくいくことばかりではなく、失敗することも壁にぶち当たることもあるでしょう。しかし、米子南高には六十人を超える教職員がいます。そして、皆さんには家族がいます。この人たちは皆、皆さんの理解者であり、応援者です。困ったとき、悩んだとき、不安になったときには、一人で抱え込まず是非相談してください。一歩を踏み出す道が見えるはずです。また、これから出会う数多くの人との出会いを大切にして欲しいとも思います。出会いと挑戦は人の成長の種になります。皆さんが本校での三年間に様々なことに大胆に挑戦し、沢山の人たちとの出会いや関わりをとおして、心身ともに成長し、目指す三つの姿に一歩でも二歩でも近づいていってくれることを期待します。
 保護者の皆様には改めましてお子様の御入学をお喜び申し上げます。本校では、生徒一人ひとりの個性を大事にし、成長と自立に向けて教職員が全力で取り組む所存です。しかしながら、学校の努力だけではそれを全うするには難しいこともあります。学校と家庭とが子どもの成長と自立という共通の目標の実現に向け、真の意味での連携を図っていきたいと考えておりますので、保護者の皆様には、本校の教育方針を御理解いただくとともに、御協力・御支援をお願いいたします。
 終わりに、本日御臨席いただきました皆様方に重ねて感謝を申し上げますとともに、新入生の皆さんの本校での高校生活が充実し、輝かしいものとなることを祈念し、式辞といたします。

平成三十一年四月八日
鳥取県立米子南高等学校
校長  永野智之