米西トピックス

R2年度卒業証書授与式をおこないました

2021年3月1日 16時54分

 令和2年度の卒業証書授与式を、3月1日(月)に行いました。例年は第1体育館で行っていましたが、三密を避けるために、会場の扉を開放し、席の間隔を広げるため第2体育館に会場を変更しました。


 吹奏楽部の「星の生まれる場所で」の演奏で卒業生が入場しました。


 卒業証書が卒業生308名の代表に授与されました。


 校長式辞では、「卒業証書には3カ所の手書きされるところがある。『名前』には、願いが込められ、アイデンティティ、その人自身を表す。人の個性や主体性、生き方に敬意を表してください。『生年月日』は、あなたの誕生を心から喜び、成長を心から願った人がいるということです。あなたの命は繋がっています。『卒業証書番号』は、あなたは知らない誰かと繋がっているということです。3万人を越える同窓生がいる。」
 最後に「『こころのふるさと』米子西高校はいつまでも君たちを応援しています。」と話されました。



 松浦以佐央PTA会長からは、「これからの皆さんは、コロナ後の世界が動き出す待望の年です。これからの人生には、良いことばかりでは無く、うまく行かない事や壁にぶつかり、立ち止まることも事もあるでしょう。その時に、物事をポジティブに捉え、チャレンジし続けるかどうかは自分の考え方次第です。高校での3年間はもちろん、上手くいったこともいなかったことも含めて、18年間の人生のすべての経験がこれからの人生における生きる力となります。」との祝辞を賜りました。



  卒業記念品として、壁掛け時計一台、新聞閲覧台一台が贈呈されました。


  在校生から卒業生に卒業お祝いとして、卒業証書ホルダーを贈呈しました。


  在校生を代表して山根月詩さんが送辞を述べました。
  「先輩方はいかなる時でも私たちの模範となり、熱心にリードしてくださいました。制限のかかった翠風祭では、工夫を凝らして全校生徒を楽しませてくださいました。部活動を引退された後も、自分の決めた道に向かって、学校や図書館が閉まるまで勉強に打ち込んでおられました。その姿勢からは、目標に向かって努力することの尊さや厳しさが伝わってきました。」


  卒業生を代表して真島郁実さんが答辞を述べました。
  「一年次は部活動への入部、クラスの中での信頼できる友人との出会い。二年次は、部長としての責任に押しつぶされそうになるが、共に歩んでくれる仲間の存在が後押ししてくれました。みらいチャレンジ活動で『外国人観光客へのサポート』をテーマに研究し、外国人観光客との対話を通して、鳥取県の魅力を再発見することができました。三年次は、臨時休校や分散登校など不安を抱えながら始まりました。しかし、進路実現という同じ目標に向けて頑張る仲間がいてくれたから大きなプレッシャーに立ち向かっていけました。
 生活様式や価値観の転換を求められる状況だからこそ、今まで以上にコミュニケーションを大切にし、相手の気持ちを思いやり支え合える人間関係を築くことでさらに成長していきたい。」

 

 吹奏楽部の「アイノカタチ」の演奏で卒業生が退場しました。


 今回は三密を避けるため、保護者のホームルーム参観を御遠慮いただき、放送部の制作した翠風祭のビデオを上映し、生徒の活動の様子を視聴していただきました。