米西トピックス

令和3年度卒業証書授与式を行いました

2022年3月1日 17時32分

令和3年度の卒業証書授与式を、3月1日(火)に行いました。
今年も3密を避けるために、第2体育館を会場にして会場入口の扉を開放し、席の間隔を広げました。
 吹奏楽部の「愛に満ちた優しい心へ」の演奏で卒業生が入場しました。
 卒業証書が卒業生275名の代表に授与されました。


 校長式辞で深田校長は、次のように話されました。
「米子西高校115期となる皆さん、卒業おめでとう。社会の変化のスピードや姿が誰にも予想できない社会を生きていく皆さんが自分の人生を切り開いていくために、2つお願いがあります。
 1つは目は、『学び続ける人であってほしい。』価値観も社会構造も変化し続けると、自分自身もアップデート、つまり『学び』続けることを楽しんでください。
 2つ目は、『ふるさとを大切にする人であってほしい。』視点もグローバルなものが求められますが、基盤となるのは、地域への意識、生まれ育ち、成長した場所での経験です。
 「青春」と言われていること全部「密」
 これは高校生を対象とした川柳コンクールで金賞をとった作品です。人間として生きていく上での根源的な経験は「密」になる時間が多く含まれます。「不要不急」「無観客」「中止」「延期」「短縮」「マスク着用」など聞き慣れたキーワードは若者の前向きな活動を閉ざすものを多分に含んでいます。
 良きにせよ悪しきにせよその環境を受け入れ、その中で成長していくことで歴史は造られていきます。その状況で学んだこと、感じたことを未来に生かしていくしかありません。
 最後に『こころのふるさと』米子西高校はいつまでも君たちを応援しています。」(抜粋)

 松浦以佐央PTA会長からは、「これからの人生には、良いことばかりでは無く、うまく行かない事もあるでしょう。その時に、物事をポジティブに捉え、チャレンジし続けるかどうかは自分の考え方次第です。失敗を終わりと考えず、改善点の発見であり、成功のチャンスだと捉えて、経験を活かし、成長し歩み続けるか、決めるかは自分自身です。心豊かで生き生きとした人生を。自らの力で切り開いていってほしい。そう強く願っております。」との祝辞を賜りました。

 松本晴之同窓会長(翠会会長)からは、「昨年、同窓会として嬉しかったことがあります。同窓生の入江聖奈さんが女子ボクシングで金メダルを獲得したことです。入江さんの笑顔、素直さ、目標に向かっていく姿は金メダルにふさわしいと思いました。卒業生の皆さんにもそれぞれ目標があります。笑顔で目標に向かい、皆から愛される人であってほしい。そして米子西高を愛してほしい。同窓会は皆さんを見守っています。」とお祝いの言葉をいただきました。
  
 卒業記念品として、卒業生代表から生徒昇降口センサー式LED照明一式、英語多読用図書本棚二台が贈呈されました。
  在校生から卒業生に卒業のお祝いとして、卒業証書ホルダーを贈呈しました。