本日は、最近の湯梨浜中学校の総合的な学習の内容について説明をしたいと思います。まず、全学年が共通して取り組んでいるのが、本日各クラスで行われる人権弁論へ向けての準備です。夏休み前に書いた人権作文の下書きを見直し、人権弁論へ向けて最終的な清書を行っているのです。不思議だったのは、3年生の多くが下書きはiPadで入力して作成し、清書は作文用紙に手書きで書いていたところです。今どきのやり方なのでしょうか? また、1年生は人権作文の清書とは別に、ふるさと探訪(湯梨浜町調べ)の説明を聞いていました。文化祭の展示で発表する予定ですので、ぜひ見に来ていただければと思います。今後2年生は、文化祭展示用に職場体験のまとめをし、3年生は人権劇の取り組みを行っていく予定です。
<1年生 ふるさと探訪の説明>
<2年生 人権作文の清書の様子>
<3年生 人権作文の清書の様子>
先週、学校運営協議会のみなさんに授業を見ていただきました。授業を見られた感想としては、「授業でのタブレット使用が浸透してきている」「学年が上になるにしたがって授業に集中して授業を受けている」等のご意見が多く、概ねいい点をほめていただきました。ただ、「静かに授業を受けているが、授業の課題解決にどれくらい真剣に向き合っているかという点では授業によって差があったように感じる」「冷房があまり聞いていないように感じた」等の課題もいただきました。今後も課題を解決できるよう学校運営を行っていきたいと思います。
9月12日は県民の日でした。湯梨浜中学校でもいくつかの取り組みが行われていましたが、掲示物でも啓発活動が行われていました。学校栄養職員によるホールでの掲示、図書館前の鳥取県に関する掲示などを見させていただくと、改めて自分が鳥取県民であることを自覚しました。ホールでの掲示物はいつものようにクイズ形式で掲示されていましたが、県民なのにも関わらず知らないことが多く驚きました。いつも掲示物をめくると答えがのっているため、思わず掲示物をめくろうとしてしまいました。今回は残念ながら答えは後日発表とのこと。答えが数日間気になって仕方がありませんね。
先週の火曜日、全校朝会を開き運動会の表彰を行いました。生徒会執行部の運動会にかかわる最後の仕事です。全クラスが表彰してもらうことはできませんが、仮に負けても運動会へ向けての自分たちの取り組みを誇りに感じられるクラスは優勝以上の価値があるのではないかと思います。
全校朝会の後は、2、3年生がグラウンドの後片付けを行いました。いつも感じるのですが、準備にあれだけ時間がかかった会場づくりが片付けの時にはあっという間に終わってしまいます。生徒一人一人が自分の役割をしっかりと果たしたおかげだと思います。
そして、片付けの後はクラスにもどって運動会の振り返りです。運動会の映像を見ながら自分たちの頑張りを振り返るクラス。責任者が運動会の総括をするクラス。様々な振り返りの時間でしたが、どのクラスも自分自身の振り返り、頑張った仲間へのメッセージを書く時間だけは確保されていました。運動会の頑張りを日常生活にいかしていってもらいたいと思います。
昨年度からできた伝統種目。種目自体は毎年同じですが、生徒会が年によって若干のルール修正をしていきます。今年度は綱引きのルールが大幅に変わり、力と力の真向勝負となりました。それ以外の学年の競技も少しずつルールが修正されています。
<1年生 Tornado>
1位 1年4組
2位 1年2組
3位 1年3組
5人で竹を持つとき、できるだけ5人が密着して持ったほうがいい。コーンを回るときはできるだけ小さく回ったほうがいい。竹をクラス全員が跳ぶ場面はとにかく練習あるのみ。様々な作戦を考えてのぞんだ本番。どのクラスも本当に速く、上手になっていました。やはり竹をいかに速く跳ぶかが勝負の分かれ目だったと思います。
<2年生 綱リンピックin湯梨浜(綱引き)>
1位 2年2組
2位 2年4組
3位 2年1組
昨年はただ綱を引くだけではなく、走って綱のところまで移動する足の速さも勝敗を左右しました。しかし今年は、正真正銘の綱引き。力の強さはもちろんですが、どんな態勢で綱を引くのか、どのタイミングで綱を引くのか(綱はずっと引き続けることができないので)が勝敗を分けたのではないかと思います。
<3年生 Many Legged Race 2024'(多人多脚)>
1位 3年2組
2位 3年4組
3位 3年3組
3年生の生徒たちが最も時間をかけて練習をしていた種目だったのではないでしょうか。感心したのは練習時間がほんの短時間しかなくても、数名が足を結んで練習していたことです。声を出して足を合わせる、コーンを回る練習をとにかく行う、組み合わせをいろいろと変えてみる、いろいろと工夫の余地はあるのですが、最も大切なのは時間をかけて練習をすることだったのではないかと思います。そういう意味で、3年生たちは本当によく頑張っていました。最後、ゴール前で止まってしまっていた2組を4組が抜いてゴールをしたと思ったら、実は2組が先にゴールをしていたという大どんでん返しもありました。もしもルールが違っていたとしたら‥‥。
この写真を見て4組が1位かと思っていました。
今年度の運動会も生徒たちの手でつくりあげた本当に素晴らしい運動会だったと思います。この頑張りを日常生活につなげ、さらに充実した湯梨浜中学校にしていってもらいたいと思います。なお、運動会の総合順位は次のような結果でした。
<1年生 総合順位>
1位 1年1組
2位 1年4組
3位 1年2組
<2年生 総合順位>
1位 2年2組
2位 2年4組
3位 2年1組
<3年生 総合順位>
1位 3年4組
2位 3年3組
3位 3年2組
明日、明後日は、陸上の県新人戦です。湯梨浜中学校からもたくさんの生徒が参加します。一人ひとりが自己ベストを目指して頑張ってもらいたいと思います。
運動会特集は最終回ではありませんが、本日は先に最後の種目である学級対抗リレーを紹介したいと思います。全員がクラスのために全力で走るため、運動会の中でも最も盛りあがる競技ではないかと思います。練習で効果があがるのはバトンパスくらい、作戦も走順とバトン受け渡し場所の徹底くらいしかありません。しかし、練習を見ていると、とても暑い中にもかかわらず、結構トラックを走っているクラスがたくさんあります。それだけ生徒たちもリレーが好きな人が多いのだと思います。運動会当日も、全学年において順位がどんどんと変化し、見ていて飽きない展開が繰り広げられました。なお、先日発行した学校だよりの学級対抗リレーの順位が間違っていました。1年生の3位は4組、3年生の2位は5組の間違いです。たいへん申し訳ありませんでした。
<1年生 学級対抗リレー>
1位 1年3組
2位 1年2組
3位 1年4組
<2年生 学級対抗リレー>
1位 2年4組
2位 2年1組
3位 2年2組
<3年生 学級対抗リレー>
1位 3年4組
2位 3年5組
3位 3年3組