お知らせ(学校日誌はこの下)

<PTAより>
 8月19日よりアルミ缶回収用の袋を校内バス停後方に常設します。保護者の皆様、地域の皆様、そして生徒のみなさん、アルミ缶を捨てる時にはきれいに洗って中学校まで持ってきてください。アルミ缶回収で得た利益は、部活動後援会の収入としていきます。ぜひ、ご協力をお願いします。

学校日誌

「先生たち、2学期も勉強してるんですよ最終回 3年3組社会科の授業」の巻

2023年12月7日 09時00分

 本日は金本先生が3年3組で行った社会科の研究授業の様子を紹介します。この時間の学習課題は「実際に起きた事件を題材に、全員が自分なりの判決について根拠をもって伝えられるようになろう」でした。面白かったのは、自分が裁判員になったつもりで実際の事件についての判決を考えるという点です。そして、今回の授業でもクラス全員が判決を考えることができるという、クラス全体の目標も設定されていました。以前も説明したとおり、この「クラス全員が…」というのが、生徒どうしの協同をうむ手立てのひとつとなります。授業は最初に、前の時間の確認をペアで行うことから始まりました。

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 そして、全体で学習課題と授業の流れを確認し、実際の事件の概要を生徒一人ひとりがワークシートにまとめました。

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 次に、事件の概要をつかめられなかった人がいると判決を考えることができないので、班で意見交換をして互いに事件の概要を確認しあいました。この活動をすることで、全員が判決を考えることができるというゴールに近づくことができるのです。クラスの目標を達成するため、生徒たちはしっかりと情報交換を行いました。「クラス全員が…」という目標がこういうところでいきてくるのです。

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 そして、この事件に関する弁護人、検察、証人の主張を読み、各自で判決を決めるための考えをワークシートにフローチャートでまとめました。

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 途中、困ったときには班内で情報交換をしながら、各自で判決文を考えました。正当防衛で無罪の人もいれば、殺人で有罪の人もいて意見はかなり分かれていました。

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 そして、いよいよ自分が考えた判決を根拠とともに班の仲間に伝えます。「主文、被告人を…」といった感じで、根拠とともに判決を発表しあいました。発表を聞いた人は仲間の判決、根拠をワークシートに記録し、自分の学びへとつなげていました。

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 授業最後は、「将来、あなたが裁判員に選ばれたら、どんなことに気をつけて裁判にのぞむのか」を、授業の振り返りとしてワークシートに記入しました。

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2019年度学校日誌