昨日、新学期に入って初めての生徒会専門委員会を開催しました。この1月から生徒会執行部が2年生を中心とする新メンバーに引き継がれ、専門委員会も新しく就任した委員長による初会議となりました。委員長は、事前に執行部内での打ち合わせや担当教員との面談を済ませ、手持ちの進行表を準備して臨んでいますが、さすがに緊張した様子で会を運営していました。これから1年間よろしくお願いします。

生活安全員会では1月の目標に「あいさつ」を掲げ、自分から進んで先に、相手に届く大きな声で、相手の目を見てあいさつできるよう取り組むことにしたようです。できればもう一つ、あいさつは笑顔で交わしたいものです。先・見・笑・大。

今朝は山陰の冬には珍しく快晴で抜けるような青空が広がり、新学期早々気持ちのいい朝でした。ただ、空は明るく日差しもまぶしいのですが、気温は低く放射冷却も進み朝は霜が降りていました。それでも今朝も確認できただけで3人の男子生徒が半袖で登校していました。また、昼休憩にはドッヂボールをしていた1年生が体育の授業より激しいくらいの運動でしっかり汗をかいていました。中学生のエネルギーはすごい。

この1月から女子の制服にスラックスを導入し選択できるようにしました。
校則の見直しについてはいろいろと議論のあるところですが、本校では開校準備委員会で決定された内容をもとに、新中学校になってから見直しを繰り返してきました。特に身なり・服装に関しては男女別に細かく記述されていたものを男女共通にしてきました。制服は学生服とセーラー服で変わりはないのですが、寒さ対策や機能性を考えこの1月から女子の制服にスラックスを選択できるようにしました。生地の色や風合いができるだけ上下でそろうよう指定店組合やメーカーに協力してもらいました。
実際に何人の生徒が利用するのかわかりませんが、業者の協力が得られる限り選択肢を準備しておくことが大切だと考えています。
3学期の始業式もリモート配信で行いました。
校長からは、新型コロナ、ウクライナへの軍事侵攻、環境・食料・エネルギー問題などいくつもの困難はあるが、人類の歴史と同じく人間の知恵で乗り越えていこうと話しました。また、4月からの生活も見据えて1年間の総まとめと新年度への準備を進めていくよう伝えました。
今朝の報道では県内の新型コロナ新規感染者が1700人を超え、生徒にも教員にも陽性者・濃厚接触者があり、メンバーがそろわない中での始業式となりました。始業式後は恒例の休み明けテストでしたが、空席が目立つ教室もありました。
3連休明けの来週には全員出席できるようになることを願っています。


新年あけましておめでとうざいます
今年も新型コロナの影響は続くでしょうが、負けずに、充実した学びの場、成長の場を提供できるよう努めます。
一人一人にいろいろな試練はありますが、健康を第一に、目標をもって毎日を楽しんでいきましょう。
雪の終業式となりました。残念ながら今回もリモート配信でした。
終業式後、現生徒会長と新執行部のメンバーのあいさつがあり、新執行部員は抱負を語り、最後の挨拶となる現生徒会長は全校生徒の協力への感謝を述べました。コロナ禍で思うように取り組みを進められなかった悔しさはあると思いますが、公私にわたり全校を引っ張ってくれたことに感謝です。
2学期も今日までです。明日から13日間の冬季休業(冬休み)に入ります。年越しは1年の節目の大切な行事です。家族で協力して正月の準備を整え、凛とした元旦を迎えてください。
ご家庭の皆様、地域の皆様、今年も本校をご支援いただき感謝申し上げます。くる年は開校5年目を迎えます。どうぞ新年も変わらずよろしくお願いします。
生徒の皆さん、3学期の始業式は新年1月6日(金)です。お互いに新年の目標と笑顔をもって再会しましょう。


終業式での校長の話はサイト内の学校だよりのコーナーに「学校だより1223web専用」として掲載しています。
給食時間には広報委員会の生徒が校内放送をします。連絡放送が終わるとBGMが流れます。食事中ですからできるだけ落ち着いた(時々派手な曲もありますが)クラッシックが中心です。先日はパッヘルベルのカノンが流れました。学生の頃よく聞いた曲で、この曲を聴くと当時を思い出します。
本校で流れている給食の音楽や掃除の音楽も、生徒にとって将来この学校での生活を思い出すきっかけの曲になったらいいと思います。その時、曲とともに中学校でのどんな出来事を思い出すのでしょう。

先日、授業時間に、廊下の奥の技術室から英語の教員が出てきました。どうやら自分の担任している学級の技術の授業を参観していたようです。
今、1年生の技術では木材加工に取り組んでいます。同じ材料から、本立てやラック、フラワーボックスなど各自が選んだ設計図に沿って作ります。事前にノコギリの扱い方について学習し知識を得ていても、実際にやってみると結構コツのいる作業です。確かに引くときに切れるのですがその力加減が難しかったり、まっすぐ引けずに曲がってしまったり、最後に切り落とすところで材料が小さく欠けてしまったり。授業では近くの生徒どうしでノコギリの歯の入り方を見て本人にアドバイスしたり、材料を支えてあげたりして協力する姿もありました。仕上がりは3学期になりそうです。
木工の基礎を経験しておけば、将来、ネットの動画を参考にしたりして自分でものづくりができます。私も最近ではエアコンの室外機の屋根を自作しました。
基本を大切に、けが防止をしながら楽しんで学習してほしいと思います。


2学期終盤になって地域の新型コロナ感染拡大が進み、生徒のみならず教員の中に陽性者や家族の感染による自宅待機者もでています。そのため時間割変更が間に合わず自習になる授業もあります。昨日、1年生のあるクラスの自習では、すでに配布されていた冬休みの宿題に取り組んでいました。

まったく私語などなく、参考にする教科書やノートをめくる音とペンの音だけが響いていました。心のスイッチが入るとここまで頑張れる。すごい集中力だと感心しました。
そこでつい、「すごいねみんな、この様子だと早く宿題終わるから、冬休みは家の手伝いがたくさんできるね。」と声を掛けました。とたんにあちこちから「えー」という声。まるで「私たちはそんなことのために今頑張っているのではありません。」とでも言うように。ひょっとして、宿題は早く終わらせて自分の計画に沿ってもっともっと自学自習を深めたいとか…。
このざわめきも一瞬のこと、みんなまたすぐに真剣に自習に取り掛かりました。
本日、2年生のあるクラスの自習でも冬休みの宿題を先取りしていたので昨日と同じ話を投げかけたところ、クスッと小さく笑うという大人の対応でした。
さて、こうして生み出された冬休みの自由時間を、生徒たちはどんなことに使うのでしょう。