湯梨浜中学校では協同学習に取り組んでいます。協同学習が教えあい学習や班学習とどのように違うのかを保護者や地域の方に知っていただくために、昨年度から本校での研究授業の様子をホームページで紹介してきました。2学期も研究授業を行っていたのですが、なかなか紹介する機会がありませんでしたので、今後少しずつ紹介していきたいと思います。本日は山下孝司先生が10月末に行った3年2組での理科の授業の様子をご紹介します。この時間の目標は「単元の学習課題と流れを把握するとともに、仕事とはどのようなものかを理解し、仕事の計算ができるようになり、確認問題が全員できるようになろう」でした。
いつものことですが、授業の始まりは学習課題の確認と授業の流れの説明でした。そして、この時間は単元のスタートでもありましたので、単元全体の学習課題と流れについての説明があり、振り返りシートに単元の内容に関する現在の自分の知識をまとめたりもしていました。この単元全体を見通して授業を行っていくのも、協同学習の大切な要素のひとつです。




ここからがこの時間の学習内容になってきます。まずは、今日から始まる仕事の学習の前に、普段使われている仕事と理科の学習でいう仕事の違いについての説明があり、仕事の計算方法、単位についても確認しました。


ここからいよいよ仕事に関する計算問題にチャレンジします。まずは自分でワークシートの問題に取り組み、その後、班で全員が解けるように教えあいながら高めあっていきます。ここで活きてくるのが学習課題の中にある「全員ができるようになろう」という部分です。こういった学習課題や言葉かけの積み重ねが、クラスの中に「みんなで勉強をわかるようになろう」という雰囲気をつくっていくのです。






全員ができるようになったら、最後に確認問題に取り組んでワークシートを提出します。この日は4問中3問正解できれば合格でしたが、何人の人が合格できたのでしょうか?



授業最後は、いつもどおり振り返りシートに記入して授業終了です。

先週の金曜日、中学生の税についての作文、書写の表彰式が本校校長室で行われました。そこで、2年生の清水さんが作文において湯梨浜町長賞、3年生の藤岡さんと清水さんが書写において、それぞれ湯梨浜町長賞、公益社団法人倉吉法人会会長賞を受賞しました。本当におめでとうございます。なお、これらの作品は11月27日(水)~12月2日(月)の間、湯梨浜町中央公民館において展示される予定になっています。ぜひ、見に行っていただければと思います。
また、湯梨浜中学校も鳥取県中部県税事務所長様より感謝状をいただきました。





先週の木曜日、湯梨浜町中央公民館において第76回鳥取県生徒自然科学研究発表会(中部地区)が行われました。本校からは科学部の生徒たちが出場し、中部教育局長賞(最優秀賞)を受賞しました。発表内容は「空気砲リベンジャーズ」で、昨年発表した空気砲の研究をさらに深める内容のものでした。段ボールだけではなく、空気砲の一部を木材やアクリル板を使用するなど、様々な工夫を行って研究を進めていました。また、他の学校の生徒たちの発表の時には、質問や感想も発表していました。今後、この作品は県の科学研究表彰に出品されます。









今週水曜日に2年生と3年生が中部地区中学校総合文化祭に参加しました。2年生は合唱・合奏の部で午前中6番目に参加し、湯梨浜中学校校歌、夢の世界を、夏の日の贈りものの3曲を歌いました。湯梨浜中学校2年生が壇上にあがると、まずはその数の多さに会場がどよめき、校歌を歌い始めた時にはその声量の多さに会場が静まり返りました。中学校での文化祭以上に一人ひとりが声を出していたのではないかと感じました。本当によく頑張ったと思います。
<2年生の合唱>





午後からは3年生が参加し、プログラムの11番目に壇上にあがりました。歌った曲は湯梨浜中学校校歌と旅立ちの日にの2曲でした。本当に迫力のある歌声で鳥肌が立ちました。さすが3年生と感心させられる合唱でした。今年もまた、2、3年生が卒業式で一緒に歌う校歌が楽しみになりました。今後の全校集会等で校歌を歌う場面では、ぜひ1年生にもこの日の迫力ある校歌を聴かせてやってもらいたいと感じました。
<3年生の合唱>






<展示の部>
未来中心では展示の部も行われていました。湯梨浜中学校からもたくさんの作品が出品されていました。本校文化祭でも話題となっていた自画像も何点か展示されており、見に来られていた方たちも感心しておられました。



湯梨浜中学校では2学期も研究授業を行ってきました。来週も中京大学名誉教授の杉江先生をお呼びしての研究授業が予定されています。ここまでは行事等もたくさんあり、ホームページではなかなか先生方の授業の様子を紹介できませんでした。そこで、本日は吉田先生が10月末に行った1年4組での国語の授業の様子をご紹介します。この時間の目標は「物語の内容を理解し、歴史的仮名遣いに注意してすらすら音読できるようになろう。(ペアに「すらすら度」SかAをもらおう。)」でした。
授業の最初は漢字の確認タイムの後、漢字テストに取り組んで答え合わせを行いました。



そして、毎時間のことですが、学習課題と評価、授業の流れについて全体で確認を行い、今日の学習は古典の音読からスタートしました。最初にCDを聴きながら本文を黙読し、その後一斉に音読をしました。

全員が読めるようにするため、個人で歴史的仮名遣いの横に現代仮名遣いを書き込み、ペアで分担して正しいかどうかを読みあいながら確認しました。それぞれが個人できちんと現代仮名遣いを書き込んでいないとペアの人が困ることになってしまいます。


各ペアでふった現代仮名遣いが正しいかどうかを全体で確認しました。

その後、本文の意味を理解して読むことができるよう、本文の現代語訳について班でワークシートにまとめました。


評価をしあう前に、個人で2回音読練習をしました。

そして、ペアで音読をしあい、互いに評価とその理由を伝え合って、最後に振り返りを記入しました。

昨日、生徒会役員選挙立会演説会および投票が行われました。今後1年間の湯梨浜中学校生徒会のかじ取りを中心になって行っていくメンバーを決める大切な選挙でした。生徒会長1名、副会長2名のところに、それぞれ3名、4名の立候補がありました。会の最初は生徒会長に立候補した生徒の応援演説、そして立候補者本人の演説と続きました。その後同様に副会長の演説も行い、立会演説終了後には、選挙管理委員長から投票の仕方についての説明があり、最後に投票を行いました。投票はiPadを利用してのオンライン投票です。














先日、ゆりはま人権フェスティバルにおいて、本校生徒3名(1年里道さん、1年下田さん、3年杉本さん)が、それぞれ「多種多様 その人らしさ 大切に」「その『普通』 誰かにとっては 高いかべ」「広げよう 相手を認める その心」という人権標語で、優秀作品に選ばれ表彰されました。また表彰式後には、3年生の角さんが「ノンフィクション」という題目で意見発表を行いました。本当に素晴らしい意見発表でした。それ以外には、琴の浦高等支援学校の生徒によるダンス、「HANDSIGN」というグループによるコンサートも行われました。とても有意義な会だったと思います。






明日は生徒会役員選挙立会演説会及び投票が行われます。10月に生徒会役員に関する説明が行われ、その後公示、立候補、選挙活動と続いてきました。選挙活動においては、毎朝立候補者が生徒玄関等に立って投票を呼び掛けています。また、各階にはポスターが張られています。生徒のみなさんには、誰に湯梨浜中学校生徒会の中心になってもらったら過ごしやすい学校ができるのかをしっかりと見極めて投票してもらいたいと思います。





