第2学年瀬戸内航海6月12日
2018年6月13日 08時45分風:NW/3 天気:晴れ 気圧:999.8 気温:22.2 水温:20.1 波:
今日の高松は朝から雨で、予定していた岸壁での体操とランニングは中止となりました。しかし、上陸許可を出した8時には雨も止み、生徒達は5つの班に分かれて高松市内に向かっていました。大型のショッピングセンターに行った生徒がほとんどでしたが、ある生徒は地元では買えない貴重なアニメを専門店で買うことができて大満足していました。
高松を出港する時は、観光客らしきご夫婦に「海上安全祈願」と書いた金刀比羅宮の黄色い旗を掲げながら手を振っていただき、とてもありがたかったです。実習生もお礼の挨拶をししました。出港後に備讃瀬戸東航路に入りましたが、若鳥丸の左舷後方についてくる船がありました。調べてみると「広島丸」だということがわかりました。「広島丸」は広島商船高専の練習船で、同じ年代の若者が航海を学ぶための船が、偶然に同行する形となったことに縁を感じ、お互いの航海実習の成功を願わずにはいられませんでした。
明石海峡航路では船長コースが航路学習を行いましたが、船舶が輻輳する中で、当直の実習生が一等航海士の指示通りに真剣に操舵をしているのを見て、航海に関する技術についても着実に習得できていることを実感し、嬉しくなりました。20時頃に紀伊水道を通過、太平洋に出ると船は大きく揺れ始めます。実習生は早めに就寝していました。
高松港出港 備讃瀬戸東航路で操舵する実習生