行事報告
12月5日(金)全校生徒が一丸となり、スポーツ大会を開催しました!
この日のために、生徒会執行部が中心となって、ルール決めや組み合わせなど、事前の準備を綿密に行ってきました。当日は、準備の甲斐あって、会場は生徒たちの笑顔と興奮であふれかえりました。

プログラム表紙

バドミントン

PK


ドッジボール

バレーボール

ボッチャ

eスポーツ
種目ごとに、試合に出場する選手たちはもちろん、同じクラスを応援する生徒たちの大きな声援が飛び交い、会場全体が大いに盛り上がりました。スポーツ大会を通じてクラスの団結力がさらに深まりました。
食品・ビジネス科
学校の報告
福祉科
12月4日(木)福祉科3年生の「コミュニケーション技術」の授業において、点字図書館から講師の方々をお招きし、「点字学習」を実施しました。この学習は、視覚障がいのある方々との重要なコミュニケーション手段である点字について、知識と技術を深めることを目的としています。授業では、実際に点字器を使用して点字を打つ演習や、ホワイトボードを使った詳しい解説が行われました。

数字の書き方

点字器を使用して点字を書く

点字のまとめ
生徒たちは熱心に取り組み、点字の基本ルールだけでなく、実際のコミュニケーションで重要となる「分かち書き」のルールなど、細かい部分まで理解を深めました。特に、数字やアルファベットをかなと区別して書く方法や、複合名詞の扱いといった点訳の技術を実践的に学ぶことができました。今回の学習を通して、生徒たちは点字の読み書きの重要性と、障がいのある方々への理解と支援のあり方について、より深く考える貴重な機会となりました。
電気電子科
12月3日(水)電気関係の技術者を目指して学んでいる電気電子科の生徒を対象とした「電気工事業界 理解促進交流研修」を開催いたしました。本研修は、鳥取県電気工事業工業組合の皆さまにご協力いただき、電気工事業界の「今」と「未来」を直接伝えることを目的としています。

社会を支える電気工事の重要性について解説され、実際の電気工事の様子を収めた映像を見学
第二種電気工事士から始まり、将来的に取得できる様々な資格、そして現場の管理者や経営者へと続く話がありました。

実践的な電気工事体験(LANケーブル製作)


情報通信の基盤となるLANケーブルの成端方法を体験

LANケーブルチェッカーを使用して作ったケーブルをチェック
電気電子科の生徒は、電気工事業組合の皆さまにご指導いただき、簡単な配線工事に挑戦しました。座学だけでは得られない、ものづくりの楽しさと技術の確実性を肌で感じる貴重な機会となりました。

最後に「電気工事業界のイメージ」をテーマに、組合関係者と生徒が意見を交わしました。「魅力」や「不安」など、率直な意見を交換することで、相互の理解を深めることができました。
鳥取県電気工事業工業組合の皆さま、ご多忙の折、現場の貴重なご指導と体験の機会をいただき、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
食品・ビジネス科
このたび、「令和7年度 食パラダイス鳥取県特産品コンクール」において、カンダ技工様と本校食品・ビジネス科3年生が課題研究の授業で共同開発したカプリシューズ様の「漆黒の丸可愛甘(マカロン)」 が、菓子・パン部門で優良賞を受賞しました。「漆黒の丸可愛甘」は共同で取り組んだ「竹炭スイーツ」シリーズの一品で、地元産の竹炭を活かした、環境と健康を意識したスイーツとして高く評価されました。この企画は近年問題となっている、竹についての取り組みです。竹の需要減少や、持ち主の高齢化により全国に放置された竹林が増えています。竹は強い繁殖力でほかの植物に害を与え、里山の生態系を変えてしまうほか、根が浅いために土砂崩れなどの災害を引き起こす恐れがあります。しかし、竹には様々な効果や用途があり、その活用方法をコラボ商品として提供できればと考案しました。
カンダ技工様のHPでも紹介されています。
https://www.kandagiko.com/news/17640
写真はカプリシューズ様のInstagram
https://www.instagram.com/cake.capricieuse/


12月2日(火)書道Ⅰの授業で、日本の伝統文化である「書きぞめ」の制作に取り組みました。生徒たちは、行書、草書、篆書(てんしょ)という三つの異なる書体の中から一つを選び、「江山満花柳(こうざんまんかりゅう)」の文字を集中して書き上げていました。教室は静寂に包まれ、誰もが筆先に全神経を注ぎ、半紙に向き合っていました。生徒一人ひとりが、線の太さや墨の濃淡、文字の空間を意識しながら、もくもくと筆を進める姿が印象的でした。

江山満花柳(こうざんまんかりゅう)に挑戦

先生が書かれたお手本を見て書いています

先生からのきめ細やかな指導
授業の途中では、書道の先生が個別に丁寧なアドバイスを行っておられました。

生徒たちは真剣に耳を傾けていました
「字が上手になったね、字のバランスをもう少し考えてみましょう。」 「この線は、もう少しなめらかに書きましょう。」 などといった具体的で的確な指導に、生徒たちは耳を傾けていました。そして、自分の作品に反映させていました。先生からのアドバイスによって、表現の幅が広がっていました。
今回は、普段あまり触れる機会のない「篆書(てんしょ)」に挑戦する生徒もおり、日本の書道の奥深さを学ぶ貴重な時間となりました。今回の授業で得た技術と集中力を、次回の授業でも活かしてくれることを期待しています!
機械科
12月1日(月)機械科では、大幸株式会社様とのコラボレーションの一環として、同社のトラック20台に貼るオリジナルステッカーを製作しています。

ステッカーの製作

パソコンで図を作成しカッティングプロッタで印刷

カッティングプロッタを使用して印刷しているところ

根気のいる作業
ステッカーには、本校の食品・ビジネス科の生徒が考案したキャッチコピー、「食を通じて地域へ」を採用しました。今回は、本校の学校名が入ったステッカーを製作していました。ステッカーは、機械科の生徒がカッティングプロッタなどの専門技術を駆使して製作しています。完成すれば、機械科の技術力と食品・ビジネス科のアイデアが詰まったデザインが、地域や街中を走り、多くの人々の目に触れることになります。
機械科
11月30日(日)岡山工業高等学校で開催された「ジャパンマイコンカーラリー2026大会 中国地区予選会」に、本校機械科3年生が出場し、素晴らしい成果を収めました。本校からは、最も難易度の高いAクラス(Advanced Class)に機械科3年生3名が挑戦しました。予選では2回のタイムレースを行い、上位16台が決勝に進出します。本校の車は3台出場しましたが、うち2台が見事完走し、決勝への進出を決めました。(予選完走車は全体で9台)

Aクラスのレースの様子

全国大会への切符を獲得したマイコンカーを手に
決勝では、進出した9台で順位を競い合いました。結果、本校の車1台が決勝でベストタイムを出し、出場9台中5位に入賞しました!このAクラス5位入賞により、全国大会への出場権を見事獲得しました!

Aクラス5位入賞の賞状とともに

団体3位入賞! 出場した生徒3名と完走した2台のマイコンカー
Aクラスの団体戦でも3位入賞という輝かしい成績を収めることができました。全国大会は、年明けの1月10日(土)・11日(日)に北海道で開催されます。鳥取県代表として、さらにレベルの高い舞台で自己ベストを更新できるよう、生徒は全国大会に向けて一層準備を進めてまいります。ひき続き、生徒たちへの温かいご声援をよろしくお願いいたします!
福祉科
11月28日(金)福祉科1年生を対象とした日本赤十字社による救急救命講習会が開催されました。日本赤十字社鳥取県支部より5名の方々にご来校いただき、生徒たちは、もしもの時に大切な人の命を守るための「一次救命処置」の重要な手順と技術を真剣に学びました。

「いかなる状況下でも、人間の命と健康、尊厳を守る」という赤十字の基本理念(人道)を学びました。

手当の基本(観察)を実践

生存退院率を抑えることが大事

AEDの使用方法を学ぶ

胸骨圧迫を体験

班になって一次救命処置の体験

担架の使用方法を体験

三角巾の使用方法を体験
今回の講習会では、胸骨圧迫の実践訓練も行われ、生徒たちは人形(リトルアン)を使って、効果的な心肺蘇生の方法を繰り返し練習し、みんなで協力しながら胸骨圧迫を行う重要性を学びました。 また、講習の最後には、応急処置に欠かせない三角巾の使用方法も学びました。 実際に三角巾を使って、止血や固定のための「たたみ三角巾」の仕方を教わり、実習を通じてその技術を習得しました。今回の講習会を通じて、生徒たちは人命救助に対する高い意識と、いざという時に冷静に対応するための実践的なスキルを身につけることができました。 福祉科の生徒として、地域社会に貢献できる人材となるための貴重な一歩となりました。
11月28日(金)第34回鳥取県高等学校写真展において、本校写真部の生徒が見事、優秀賞および奨励賞を受賞しました。特に優秀賞を受賞した作品は、来年度開催される第49回全国高等学校総合文化祭 秋田大会(令和8年度)に、鳥取県代表として出品することが決定いたしました!日頃の活動の成果が、県の写真展という大舞台で認められたことは、大きな自信に繋がりました。

優秀賞受賞

優秀賞 「桜」 令和8年度 全国高等学校総合文化祭 秋田大会 出品決定!

奨励賞受賞

奨励賞 「暗光」
優秀賞をもらった、「桜」の作品は、撮影者の気配が感じられないほどの、とても自然な作品です。奨励賞の「暗光」の作品は、日常の片隅の光と影を2枚組で表現した、深みのある作品でした。全国大会に向けて優秀賞を受賞した生徒は、「桜」で培った感性をさらに磨き、全国大会に向けてより一層精進してまいります。引き続き、写真部への温かいご声援をよろしくお願いいたします。
11月27日(木)本校の3年生を対象に、日本年金機構地域年金推進員の安藤様を講師にお招きし、年金セミナーを開催しました。
私たちが健康で文化的な生活を送れるよう国が行う政策、それが「社会保障」です。その大きな柱の一つが「公的年金制度」だと教わりました。
年金は、ただ老後のためのものではなく、
・年老いた時
・事故や病気で障がい者となった時(障害年金)
・一家の大黒柱が亡くなった時(遺族年金)
こうした「まさかの時」に、働いている世代皆で支えようという、助け合いの仕組みです。この支え合いの輪に参加し、給付を受けるためにも、毎月の保険料をきちんと納付することが必要不可欠となります。

日本年金機構地域年金推進員の安藤様

進学と就職で大きく違う年金手続き

ライフプランを考えよう

世代と世代の支え合い:公的年金制度の重要性
進学する人:20歳になったら国民年金に加入します。保険料を納めるのは国民の義務です。
就職する人:入社した時から厚生年金(国民年金を含む)に加入し、保険料は原則として給与から引かれます。
このセミナーを通して、年金制度が遠い未来の話ではなく、20歳から始まる自分自身の社会保障であることを理解する良い機会となりました。講師としてご参加いただいた皆様、ありがとうございました。