4次航海実習
2018年7月11日 08時45分7月10日のようす
風:W/2 天気:晴れ 気圧1017.5 気温:29.1 水温:24.0
本日は午前中に大阪水上警察署に行き、業務ガイダンスと警備艇の見学をさせていただきました。警備艇の乗組員の警察官ではなく、技術職員という立場だということや、業務内容、活動海域、一日の流れについて教えていただきました。また、警備艇乗組員の採用試験をするそうで、今年度から受験資格が緩和され、海技士試験の筆記試験に合格すれば受験が可能であることを伺いました。本校の生徒も受験が可能だということで、何人かの実習生が興味を示していました。実習生にとっては、まさに進路を決定する時期であり、貴重な経験になりました。急遽ではありましたが、こちらの要望を叶えていただき、本当にありがとうございました。
13時に大阪湾を出港し、実習生は当直業務に戻ります。福岡までのルートは、紀伊水道を抜けて太平洋に出て、高知県の沖合を通過し、豊後水道、関門海峡を通って、福岡県の博多港に入ります。
出港してしばらくすると、正面からの波とぶつかり、ピッチングが大きくなりました。さらに、太平洋に近づくと、うねりも大きくなり、読書の時間は船酔いで多くの実習生がダウンしていましたが、ミーティングになると、体を起こして、話を聞いていました。夜は食堂に集まる実習生も少なく、とっても静かでした。船酔いに負けずに夜間の船橋当直をした実習生は満点の星空を見ることができて、良かったと言っていました。
大阪水上警察署、警備艇の見学
夜のミーティング