瀬戸内航海実習6日目
2014年6月12日 08時14分本日は隠岐で釣り実習の予定ですが、あいにくの雨模様です。天候に負けず、たくさんの釣果
を願っています。
<指導教官の日報紹介>6月12日(木)
今日は多くの生徒が楽しみにしていた釣り実習です。1年生の航海実習ではサビキ釣りでしたが、今回は片テンビンを使ったコマセ釣りを行いました。狙いは今が旬のイサキ、マアジ、さらに隠岐に行ったからには釣りたいマダイです。まず、船長によるポイント選びですが、船橋で魚群探知機を見てもよい反応はありません。さらに潮もあまり流れておらず、今日の釣りは厳しいものになりそうな予感がしました。実際に釣り始めると、30cm前後のマダイやチダイはぽつぽつと上がってきますが、回遊魚のイサキやマアジはほとんど釣れません。一番多く釣った生徒で、タイが4匹、カサゴが1匹でした。ボウズだった生徒もおり、とても残念がっていました。しかし、タイ類の割合が比較的多く、釣れ方がまばらだったため、釣れた魚を一匹ずつ丁寧に神経締めすることができました。今日の魚は明日の生徒たちの家の食卓にのぼるはずなので、ぜひ神経締めした魚の味の感想を聞かせてほしいと思います。
明日はいよいよ境港入港です。もうすぐ家に帰れるという気持ちからか、生徒たちは明るく笑顔が多いです。これまでは、私が期待していた以上の頑張りを見せてくれていますが、航海の終わりが近づくと、安心して気が緩みがちです。達成感や自信を得るためには最後の締めが大切なので、最後まで緊張感を持続させてこの航海を成功させたいと思います。
本日の釣果
マダイ 20~34cm 10匹 イサキ 22cm 1匹
チダイ 20~32cm 8匹 ウマヅラハギ 28cm 1匹
キダイ 25~31cm 2匹 カサゴ 17~18cm 2匹
ウッカリカサゴ39cm 1匹 マハタ 31cm 1匹
マダイ チダイ
キダイ 神経締めをしました