伝統の書体に挑戦!
2025年12月2日 16時41分12月2日(火)書道Ⅰの授業で、日本の伝統文化である「書きぞめ」の制作に取り組みました。生徒たちは、行書、草書、篆書(てんしょ)という三つの異なる書体の中から一つを選び、「江山満花柳(こうざんまんかりゅう)」の文字を集中して書き上げていました。教室は静寂に包まれ、誰もが筆先に全神経を注ぎ、半紙に向き合っていました。生徒一人ひとりが、線の太さや墨の濃淡、文字の空間を意識しながら、もくもくと筆を進める姿が印象的でした。
江山満花柳(こうざんまんかりゅう)に挑戦
先生が書かれたお手本を見て書いています
先生からのきめ細やかな指導
授業の途中では、書道の先生が個別に丁寧なアドバイスを行っておられました。
生徒たちは真剣に耳を傾けていました
「字が上手になったね、字のバランスをもう少し考えてみましょう。」 「この線は、もう少しなめらかに書きましょう。」 などといった具体的で的確な指導に、生徒たちは耳を傾けていました。そして、自分の作品に反映させていました。先生からのアドバイスによって、表現の幅が広がっていました。
今回は、普段あまり触れる機会のない「篆書(てんしょ)」に挑戦する生徒もおり、日本の書道の奥深さを学ぶ貴重な時間となりました。今回の授業で得た技術と集中力を、次回の授業でも活かしてくれることを期待しています!