福祉科で社会人講師の授業がありました
2025年12月8日 16時29分12月8日(月)福祉科3年生の「コミュニケーション技術」の授業に、西部ろうあ仲間サロン会の方々をお招きし、交流会を実施しました。今週末の読書まつりで披露する予定の手話絵本劇「クレヨンのくろくん」を発表しました。生徒たちは、絵本の世界を手話で表現するだけでなく、劇の練習を通して日常で使える手話も積極的に学びました。今回の発表では、物語をさらに魅力的に伝えるための映像を導入しました。この映像は、本校の電気電子科の生徒がプログラミングで作成したもので、画面にはクレヨンで描いたような温かみのあるタッチで絵が映し出されました。特に、物語のクライマックスに登場する花火も、電気電子科の生徒がプログラミングで制作した迫力のある映像で表現されました。
後ろの画像は電気電子科の生徒が制作した「花火」
助言をいただいているところ
発表後には、サロン会の方々から貴重な助言をいただきました。特に、「手話の表現では、手首から手先までをしっかりと出すように」といった、表現をより豊かにするための具体的なアドバイス等をいただき、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。いただいたアドバイスは、次の発表や活動に活かしていく予定です。
1人ずつ自己紹介
グループでの話し合いに先立ち、全員が自己紹介を行いました。福祉科の生徒は、習得した手話でスムーズに自己紹介、「上手」でした。電気電子科の生徒も、教わりながら自分の氏名を手話で伝え、交流の輪を広げました。
グループに分かれ、「色」をテーマに話し合い
グループには耳の不自由な方も加わっているため、生徒たちは自分の体全体を使って表現したり、分かりやすく伝えたりする工夫をしました。この体験は、コミュニケーションの本質を深く学ぶ貴重な機会となりました。生徒たちは、今回の交流会を通して、表現力やコミュニケーション技術を深めることができました。助言をいただいた皆様、本日はありがとうございました。