第９６回全国高等学校野球選手権鳥取県大会
　　日　時　：　７月１４日（月）
　　場　所　：　倉吉市営野球場
　試合結果：　境総合　５　－　３　米工




夏の大会では５年ぶりに境港総合技術高校の校歌が響いた。
スタンドでは泣いている人もいた。ここ数年なかなか勝てなかった。
人数はギリギリの年が続いた。今年も決して多くはない。
しかし、３年２年１年と少しずつ人数が増えてきた。他校に比べるとまだまだ少人数。
だが全ての学年の選手が結束してグランドを守り、そして駆け抜けた。
全員で今回の勝利をつかんだのだ。

 　
１回の裏、いきなりのピンチで先取点を奪われた。
しかし、ピッチャーのＯ３佐藤君の好投で抑えた。２回の表、総合にチャンスが巡ってきた。
相手のエラーを招く鋭い打球と、機動力を活かした走塁で相手ピッチャーにプレッシャーを与えた。
そして、満塁のチャンスでも落ち着いて最後までよく我慢してボールを選び、
フォアボールをつかんだ。
その次の３回にも２年生石倉のタイムリーなどで追加点を挙げた。
スタンドも一気に盛り上がった。みんな必死で応援した。



吹奏楽部は３人。応援で参加した執行部の即席応援団は１２名。
しかし、後ろには安藤校長先生と平野前校長先生が並んで見守っていた。
決して多くはない応援だったが、みんな必死に応援した。