沖縄潜水航海(7月16日)
2013年7月16日 18時19分7月16日 12:00現在 島根県浜田市沖合航行中
(外気:30.0℃ 水温:26.7℃ 風向/力:SSW/3 気圧:1013.8hPa 天候:bc)
本日18:35に、隠岐那須の瀬投錨予定です。残りの航海もあとわずかになりました。
【指導教官からの日報一部抜粋】
7月14日
昨夜の雨も止み曇天の朝を迎え、岸壁において体操をしました。出港後まもなく雨が降り、視界も良くなく明石海峡大橋がぼんやりと前方に見えました。今日の航海は、海上交通安全法で定められている瀬戸内海の航路を航行します。航路内で漁ろうに従事している船舶も多く、その船舶を避航しなければなりません。気が抜けず潮の流れが速く操舵が困難な当直になります。岡山県水島沖では、昨年の卒業生より船舶電話があり、彼も今水島港に入港したとのことでした。若鳥丸の乗船実習で将来の進路を決め、商船で働いています。乗船実習で多くのことを学び、成長したことがきっかけとなりました。
海上技術短期大学に進学希望の生徒は、クロスベアリングで本船の位置を海図に記入することや航法のことを詳しく学んでいました。また、来島海峡航路では、順潮(船尾より潮が流れる)だったので操船がしずらく、実習生が舵を取ることが出来ませんでした。航路に入るときは4ノット、航路の途中では5ノットでした。生徒は海面の様子(潮流の速さ)に驚いていました。
今日は、SPI2の模試や進路L.H.Rを行いました。ミーティングでは、残り数日となったこの航海、気を緩めることなく、実習の目的を今一度把握し、最後まで船内生活の規律を守り、自分の役割をしっかりと全うすることを確認しました。
<実習の様子>