境総トピックス

「白杖」について学びました

2025年11月6日 12時16分
福祉科

11月6日(木)福祉科3年生のコミュニケーション技術の授業で、点字図書館の遠藤様に来ていただき、「白杖(はくじょう)」の役割と、視覚に障害のある方々へのサポートの仕方について学習しました。
白杖には三つの役割があることを学びました。
①障害物に衝突するのを防ぐ役目
②まわりのようすを探る役目
③目が不自由であることをまわりの人に教える役目
白杖は目の不自由な人の命を守る大切な道具です。

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白杖(はくじょう)の使い方

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アイマスクをして体験

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白杖SOSシグナル
白杖を頭上50cm程度に掲げて立ち止まっている状態。これは、「困っています」「助けてください」というSOSのサインです。
声をかけるときは「どうなさいましたか?」や「お手伝いしましょうか?」と正面から声をかけてください。

20251106_コミュニケーション技術点字4
目の不自由な人は、誘導する人のひじをもって

20251106_コミュニケーション技術点字5
誘導する人は、目の不自由な人の半歩前を歩くように

 今回の学習を通して、知識だけでなく、「いっしょに歩こう」という優しい気持ちが大切だと感じることができました。今後も、正しい知識とやさしさで、誰もが楽しく安全に町を歩けるようにしていきたいと思います。