鳥取鉄道部(JR)と連携した視覚障がい理解啓発活動
2021年3月18日 14時54分鳥取鉄道部(JR)と連携した視覚障がい理解啓発活動
3月18日、点字ブロックの日に鳥取駅で点字ブロックへの理解およびホームからの転落防止等について児童生徒のメッセージを放送する啓発活動を行いました。その取り組みをご紹介します。
今年の1月に鳥取鉄道部さんから構内放送を利用した啓発活動のお誘いをいただきました。そこで、児童生徒から有志を募り、録音するメッセージの内容を考え、児童生徒みんながパートを分けて録音しました。
3月18日、点字ブロックの日に合わせて鳥取駅で放送を開始していただくことになり、当日卒業生を含む、児童生徒8名と教職員が鳥取駅に行き、初回放送を聞きました。そのあと、取材に来られていたテレビ局や新聞社の方のインタビューを受けて生徒たちが自分たちの思いや願いをしっかりと伝え、その様子をニュースや新聞でも取り上げていただきました。
これから6月まで、午前7時から午後7時までの間、40分おきにこの放送が鳥取駅及びホームで流れる予定です。
このような活動を通して、視覚障がいや点字ブロックについての理解啓発、そして、どんな人も安心して生活できる社会づくりに貢献していければと考えています。
(以下は、放送の内容です。右に音声データも貼り付けています。) ※JR音源 (1).m4a
「TSUNAGU」のBGM (「TSUNAGU」・・盲学校児童生徒が作った曲)
①皆さんこんにちは。私たちは、鳥取盲学校の児童生徒です。
②みなさんは歩道や駅のホームにある黄色い点字ブロックを知っていますか?
③私たち視覚障がい者にとって、点字ブロックは、目的地まで安全に移動するための
大事な道しるべです。
④私たちが、安心して安全に歩くことができるようお願いがあります。
⑤点字ブロックの上に物を置かないでください。
⑥点字ブロックの上に立ちどまって話をしないでください。
⑦白い杖を持っている人が迷っていたり、困っているのを見かけたりしたら「何
かお手伝いしましょうか」と声をかけてください。
⑧また、危険を感じたときは「止まって!危ないよ!」と声をかけてください。
⑨(全員)皆様のご理解・ご協力をお願いします。
⑩以上、鳥取盲学校からのお願いでした。
(鳥取駅訪問の写真)