もうすぐ義務教育を修了する9年生は、2月16日(火)の社会の時間に、鳥取年金事務所の山下知恵様から「知っておきたい 年金のはなし」と題して、社会保障制度や年金制度の仕組み、保険料のことなどについて教えていただきました。義務教育を修了するといっても、実際に社会に出るわけではなく、高校に進学する9年生にとっては、少し難しい話だったかもしれません。しかし、今の社会は多様な働き方があり、賢く暮らしていくためには、社会の仕組みについて知っておくことが大切です。今の子どもたちの周りには、楽しいことや興味を引くことがあふれていますが、そればかりに目を向けるのではなく、広く社会についても関心を持ってほしいと思います。


若桜というと、冬は雪が多いというイメージがあります。しかし、若桜学園には、除雪機がありません。近隣の小中学校には、各校に必ず除雪機があるのですが、雪の多い若桜学園にはないのです。恵まれた教育環境にある若桜学園に除雪機がないのは、どうしてなのでしょう?それは、子どもたちの通り道には、融雪装置があり、除雪しなくても雪をとかしてくれるからです。さらに、教職員が出勤する前に、校地内の駐車場は、除雪車できれいにしてあるので、駐車場所に困ることはありません。また、バスまわし場も除雪してあるので、保護者の方の駐車場所も大丈夫です。本当にありがたいことだと思います。

前期ブロックの児童は、2校時の授業が終わると、20分間の業間休憩があります。朝から雪がずっと降っていた2月18日(木)のことです。この20分間の業間休憩に、雪の中で動く姿が…。よく見てみると、寒さに負けることなくそりを楽しむ先生と子どもたちでした。どんな天気でも、元気よく外で活動する先生と子どもにびっくりしました。


若桜学園の小学生の英語の学習には、毎時間ALT(asistant language teacher)のクレアー先生が一緒です。先日の6年生の英語の授業では、「My Future,My Dream」という単元で、もうすぐ中学生になり将来のことについて考え始めるということが教材でした。自分の将来や夢について、英語を使ってどう表現するのかを身につけていく学習は、私が子どものころにはありませんでした。今の子どもたちは、英語を学ぶだけでなく、英語を使いながら物事を考えていく学習に取り組んでいます。コミュニケーションや思考のツールとして英語を身につけた若桜の子どもたちが、将来社会の中でどのように活躍していくのか楽しみです。


2月16日(火)の昼休みに、校庭から元気な声が聞こえてきました。行ってみると、前期ブロックの子どもたちが、校庭いっぱいに広がってサッカーをしていました。ついこの間までスキーのクロスカントリーをしていた校庭なのですが、この日は絶好のサッカー日和です。先生や友達と一緒に、元気いっぱいに走り回る子どもたちを見て、なんだかとてもうれしくなりました。
