小中一貫校の若桜学園には、中学校にはない遊具が芝生広場にあります。この芝生広場は、前期の子どもたちの教室からは少し遠い所にあるのですが、行間休憩や昼休みには、走って芝生広場に行き、遊具で楽しく遊んでいます。
この芝生広場に設置されている遊具は、子どもたちが安全に遊ぶことができるように、毎年業者の方に点検をしていただいています。点検の様子を見てみると、長さを測ったり、根本を掘り起こしたりして、ゆがみや腐食がないことをとてもていねいに時間をかけて調べてくださっていました。ここで遊んでいる子どもたちは、毎年このような点検が行われていることは知らないと思いますが、安心して思いっきり遊んでほしいと思います。


5月17日(月)に、7年生のテストがあります。このテストは、7年生が中学生になって、授業や家庭学習にしっかり取り組むことができているのかを判断するためのものです。このテストにむけて学習時間を増やすために、14日(金)からの3日間は、部活中止とします。今回のテストは、中学校の先生が作ります。全員が満足のいく成果を上げてほしいと思います。
6月11日(金)に予定されている漢字検定の申込者が10名を超えましたので、本校で実施できることになりました。今回は、漢字検定に向けて勉強する問題集を新しいものに更新しました。名簿に名前を記入すれば、だれでも無料で利用できますので、この問題集を利用して、全員が合格してほしいと思います。

小学校では担任の先生が授業をする「学級担任制」が主流ですが、来年度からは一部の教科で、中学校のように専門の先生が教える「教科担任制」が導入されることが進められています。小中一貫校の若桜学園では、すでに一部の教科でこの「教科担任制」を実施しています。たとえば、5年生の理科は、中学校の理科の先生が担当しています。

中学校の理科の先生が小学生を教えると、いろいろいいことがあります。
・中学校の理科の授業につながる学習ができる。
・より専門的な深い理解につながる。
・中学生になったときに、急に難しくなったというように困ることがない。
・先生が、授業前や後に時間が取れるので、実験をたくさんすることができる。
・担任の先生が、理科の時間に学級事務をすることができる。
・理科の授業の様子を、担任の先生も見ることができる。
・先生が、小学校で教えた学習の続きを、中学生になったときに教えることができる。
教科担任制の利点と、小中一貫校の利点を合わせると、児童・生徒が学ぶ環境としては、たくさんのいいことがあるように思います。