海外青年協力隊の方のお話を聞きました
2019年3月1日 13時21分2月28日(木)に、「知って 見て 感じて 私が出会ったフィリピン」と題して、鳥取県JICA(ジャイカ)デスクの森木由加里さんのお話を7年生が聞きました。
森木さんは、海外青年協力隊として2年間フィリピンに行かれたことがあるそうです。フィリピンについてのお話だけでなく、世界が抱える問題を解決しようという取り組みSDGS(SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS)(持続可能な開発目標)やJICA(独立行政法人 国際協力機構)、海外青年協力隊のことについても教えていただきました。
森木さんの陶芸の技術をフィリピンが必要としているということで、森木さんの前に3人の海外青年協力隊の方が取り組まれてきたことを引き継ぎ、2年間活動されたそうです。
海外青年協力隊の支援というのは、物資ではなく自立のために必要な技術の習得や仕組みの構築を支援するのだそうです。森木さんは、2年間日本に帰ることなく現地の人の中に入って一緒に活動されたそうです。
森木さんは、「何が一番大変でしたか?」という問いに対して、言葉や食事のこと、現地での生活などを想像していたが、実際は次のようなことだったと話をしてくださいました。
・モチベーションを常に保つこと
・あきらめないこと
・何でもチャレンジする
・自分一人でも・・・・やり続ける!
・信念を持つ
このことからも、森木さんがどんなにフィリピンで頑張ってこられたのかがよくわかります。お話の後、みんなで写真を撮ったり一緒に給食をいただいたりしました。
最初は写真を撮ったら仕事にもどろうと思っていたのですが、森木さんの熱のこもったお話に引き込まれて時間があっていう間に過ぎてしまいました。森木さんのお話を聞いて、若桜にいながら世界の諸問題の解決について考えたり、人の役に立つという生き方について考えたりすることができたと思います。そしてこのお話を教室の中で聞くことができるのが若桜のすごいところだと思います。体育館やホールでは味わえない一体感を感じながら、身近なこととしてお話を聞くことができます。このあたりが少人数の良さや強みであると思いました。