学園トピックス

初めての定期テスト

2019年5月20日 11時40分

中学生になると、教科担任制といって教科ごとに先生が変わります。小中一貫校の若桜学園では、小学生のうちから一部の教科を教科担任制にしていますが、本格的になるのは中学生になってからです。中学生になると、授業の進度が速くなり、学習内容も難しくなってきます。そして何よりも、高校受験を意識するようになります。そこで、中学校の学習の進め方や取り組み方を習得するために、7年生だけに中間テストをしています。7年生の教室に行ってみると、英語のテストに取り組んでいるところでした。

黙々とプリントに取り組んでいたのですが、しばらくすると半分の生徒が席を立って、教室から出ていきます。ついて行ってみると、パソコン教室でパフォーマンステストをしていました。どうやら、一人ずつICレコーダーを持って、与えられた課題に英語で答えるテストのようです。

「I am~で始まる文を2つ以上使って、全部で4つ以上の文で自己紹介をしなさい」というのが課題のようです。どうやってこたえようか考え、一人で小さい声で言って試してからICレコーダーに録音していました。時代が変われば、テストの内容や方法も変わるものです。少人数の若桜学園ならではのテストだと思いました。