茶道の研修会に参加しました
2019年7月17日 17時30分若桜学園には、他の部と兼部できる華道部と茶道部があります。それぞれ専門の先生に来ていただいて、月に2回を目安に活動しています。その茶道部について、7月14日(日)にとりぎん文化会館で東部地区の中・高校生が集まって研修会が行われました。私もこの研修会にお招きいただき、茶道のことを全く知らないまま訪れてみました。会場につくと、若桜学園に生徒は一番前に座っていました。
しばらくして香煎席というものに通され、そのあと本席に進みました。そこでは床の間に飾られた掛け軸の言葉の意味やお花についてのお話がありました。
そして亭主(会を催すための中心になる人)に言われるまま「先生方はこの席に、生徒はこの席に」と座りました。茶道のことはなにも知らない私は、勧められるまま部屋の中央の席に着いたのですが、しばらくすると私の前でお茶がたてられ始めました。
後でわかったことですが、私が座ったところは正客(しょうきゃく)といって、お茶会に招かれたお客さんの代表となる人のところなのだそうです。
私の前にだけお茶が運ばれ、全員が見守る中私がお点前を受けることになりました。周りの人を見ながらすれば何とかなると考えていた私は、内心ドキドキです。20分くらい前に生徒から一度聞いた作法を一生懸命思い出し、なんとかその場をしのぎました。いや~、なんとかなるものです。そのあと他の人の前に一斉にお茶が運ばれて行きました。
若桜学園からは全部で6人の生徒が参加したのですが、私が感心したのは生徒の姿勢がとてもいいことです。他の中学校に比べ、姿勢が格段に違います。これならどこに出ても恥ずかしいことなどありません。やはり、基本がしっかりしていることは、とても大切なことだと思いました。