先生も頑張っています
2018年9月20日 15時40分本校では授業を担当するすべての先生が、授業力向上のために1年に1回は研究授業をしています。9月19日(水)には、5年生の社会と9年生の英語の研究授業がありました。若桜学園では「9年間を見通した確かな学びの創造」を研究主題として、児童生徒が、主体的・対話的で深い学びが実現できるようにいろいろな取り組みを行っています。その一つに、授業の最初に本日の学習の進め方を伝えるというものがあります。5年生の社会の授業では、授業のめあてが示された後、下のような学習の流れで進めることが示されました。
一人ひとりが資料からわかったことをもとに同じ資料の人が集まって考えを深め、別の資料の人と互いにわかったことを伝えあい、最後に全員でまとめをします。
この学習の進め方では、先生から教えてもらうのではなく自分が進んで学習に取り組まなくてはいけません。また、誰かに頼るのではなく、一人ひとりが自分の課題をこなしていかなくては、授業が進みません。
これが9年生の英語になるとこのようになります。
なんと、めあてや学習の進め方が全部英語で電子黒板に示され、これの説明もすべて英語で行われます。そして、授業では、吉川先生とともにALTのトマス先生も加わり、教室中に英語があふれます。研究授業を参観している他教科の先生の中には、英語についていくのに苦労する場面も…。児童生徒の皆さんは、このような授業の進め方にすっかり慣れていますので、安心して学習に取り組むことができているように思いました。