小学生の英語の授業
2020年2月20日 07時24分来年度から正式に小学校でも英語の学習をするようになりますが、若桜学園では平成27年度から「外国語教育強化地域拠点事業」を受け、小学校で外国語活動と英語を実施しています。このような中、2月17日(月)に5年生の英語の研究授業があり、教室内で英語が飛び交う授業が展開されました。担任の岡村先生を中心に授業が進められていき、会話の大部分は英語で構成されています。ALTのクレアー先生と、中学校の英語の吉川先生も加わって、まるで英会話教室のようです。学習内容は、前時に学習した「自分の好きな国の紹介を英語でしよう」に始まり、その次に自分の好きな県を英語で紹介する学習をしました。発表の準備ができると、6年生に来てもらい、5年生一人一人が6年生に英語で説明をしました。6年生は、春の修学旅行で外国人にインタビューをした経験があります。その経験をもとに5年生にアドバイスをします。5年生は、このような学習を積み重ねて、6年生になった時の修学旅行に生かす予定です。この授業のすごいところは、自分の好きな県の紹介を、先生が教えなくても自分が知っている英語で表現できることです。難しい文法やつづりの学習は中学生になってからですが、それを知らなくても会話ができます。こども園の時からの英語との出会いが、このような学習活動に結びついているのだと感じました。