学園トピックス

6年生の図工

2020年4月23日 09時50分

今年は、春の訪れが早く入学式まで桜の花がもつのか心配するほどだったのですが、4月中旬になると日本上空に寒波が押し寄せ、日中の最高気温があまり上がらない日が続いています。4月22日(水)も、天気はいいのですが外に出ると冷たい風が吹いている肌寒い日でした。そんな中、玄関の外を見ると、寒さに負けず校舎をスケッチしている6年生の姿がありました。

小中一貫校の若桜学園では、小学校に中学校の先生が、中学校に小学校の先生が出て授業をしています。6年生の図工もそのひとつで、中学校の美術の先生が担当しています。児童にとっては、小学校から中学校への移行がスムーズになるだけでなく、より専門的な視点からの指導を受けることができます。小学校の先生も、空いた時間に子どもたちのノートやプリントの点検をすることができ、きめ細やかな指導をすることができます。開校9年目の若桜学園では、子どもたちはこのような授業が行われていることを普通のことのように思っていますが、実はとても恵まれたことです。こうして制作した作品が出来上がるのが楽しみです。